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テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:さ行 男性
評価:★★★☆☆
ホラー短編集。全3話。 曽根圭介さんといえば、今年『沈底魚』で江戸川乱歩賞を受賞されたことが一番印象深いできごとですよね♪彼の出版されている作品はまだ沈底魚一冊のみで、ハードカバーだしと二の足を踏んでいたところ、母がたまたま「おもしろそうなホラーみつけたで~♪」と嬉々として買ってきたのがこれでした(*^m^*) 私が『沈底魚』に二の足踏んでる間に出版されたようです(笑) ってなわけで、初曽根作品は『鼻』。 なるほど~こういうホラーを書かれるんですね。沈底魚の方は警察公安ものらしいのですが、こっちはホラー。全く趣が違う。そういえば、両方同じ作家が書いたとは思えない!!ってのが売り文句になってましたね。 おもしろいです。世の中を斜に構えてみてる感じ。風刺要素もあり。日常生活の澱を巧妙なメタファーでホラーとして描き出す。すごいですね。才能が漲っている感じ!! ・・・と絶賛しておきながら評価が高くないのは、個人的な理由。実は私、ホラーはあまり好きではないのです(笑)それだけの話。だから、ホラー好きにはたまらないおもしろさだと思います(*^m^*) それにしても、曽根さんっておもしろい経歴の持ち主ですね~。受賞会見を聞いたときもおもしろい人だと思ったんですが、解説読んでさらにその感を深めました(笑) どんな経歴なの~!?と気になる方、沈底魚を読むか、鼻の解説を読むか、読売新聞のサイトを参照するかしてください(笑)
全く関係ないのですが、最近ちゃんとした出版社から出版されている本の文法の間違いが気になります。もちろん、私は日本語の達人ではてんでありませんので、このブログでも間違った言葉使うことは多々あると思います。 でも、まがりなりにもきちんと何人もが目を通して出版された本に、『ら抜き』や『さ入れ』、言葉の誤用があるのはどうも気になる(;-_-;) そりゃ言葉は変わっていくものだから、それはそれでいいんだろうけど、今のところまだ誤用だとされているならば、正しい言葉を使ってほしいかも。 ・・・僭越なのは百も承知ですが、最近読む本でやけに間違いが目に付くのでついつい書いちゃいました(^~^;)ゞ ・・・なんか、お嫁さんの掃除の仕方にケチを付ける姑のようなこと書いてるな~!!「○○さん!!この角に埃が!!ふっ(←指についた埃を吹く音)」みたいな感じ?(笑) === 219冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月26日 09時36分03秒
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