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カテゴリ:な行 男性
“検察捜査” 評価:★★★☆☆
長編。 --- 梗概 ------------- 横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士・西垣文雄が惨殺された。横浜地検の美人検察官・岩崎紀美子は、捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。日弁連と検察庁、警察庁そして県警の確執...。現役弁護士作家が法曹界のタブーを鋭くえぐった、第40回江戸川乱歩賞受賞の傑作リーガル・サスペンス。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- 弁護士会、裁判所、検察内部のリベラル派、それに法務官僚の穏健派まで、実に多くの連中がくだらない人権擁護の幻想に汚染されている。彼らが犯罪者や不法入国者、反体制者の人権を守っている間に、我が国は無秩序状態になってしまうだろう。 (P141より)
初中嶋博行さんでした。ずっと読みたかったので読めてよかったです(*^m^*) さてさて内容ですが・・・好きです、こういうの!!特定の組織の内部で渦巻く奸計、駆け引き、攻防・・・。外部からは決して窺い知ることが出来ない、水面下で進行する壮大な陰謀。 たまりませんなーー(*´ー`)社会派小説っぽいんだけど、その“社会”が法曹界という特別な閉塞的な社会。それだけにぞくぞくっぽさが尋常じゃないですね~。 ただ、サスペンスとしてはあまり・・・(*ω*?驚きの結末もなく淡々と進行し帰趨する。そんな感じ。ゆえに評価は★3つにしました。 でも、中嶋さんの他の作品も読みたいなと思います!!法曹好きですから、私( ̄ー ̄)ニヤリ === 89冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月07日 09時09分45秒
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