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カテゴリ:さ行 女性
“RIKO --女神の永遠--” 評価:★★★☆☆
長編。 --- 梗概 ------------- 男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビ(デオ)を押収した。そこに映されていたのは残虐な輪(姦)シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて-。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- またもやたくさん書いた記事が更新直前に全て消えました。いや、私が悪いんだけどさ。でもでも、久々に長く書いたのに全て消えるなんてひどすぎる!!この腹立ちを感想にぶつけます(笑) 閑話休題。 よく言えば、女にしか書けない作品。悪く言えば、女が書くような作品。 私はRIKOというキャラに大概イライラさせられました。 男に負けない、男より優位にありたいと言いつつ、やってることは全て逆。男に振り回されてるだけ。女の弱さを露呈させただけにすぎない。本当に男と対等になりたいなら、少なくとも職場で泣くようなことはするべきではないと思います。 始終フェミニストが喜びそうなことばっかり言ってますが、アナクロもいいとこですね。 この時代にフリーセッ(クス)が女の権利なんてちゃんちゃらおかしい。フリーセッ(クス)が女の進歩ですかね?私に言わせりゃ理性のないバカ女ですけど。 せめてフリーセッ(クス)を推奨するなら、最低限のルールを守らないと。つまり、避妊すること。仕事にセッ(クス)を持ち込まないこと。これは最低限守るべき事項でしょう。自由には責任が伴うんですから。 男と同じように女も自由にやりまくるんだーーと言いつつ肝心の男を職場という手短なところで調達。そして妊娠。避妊もまともにしてないから子供の父親もわからない。 RIKOがやってることは、女としても社会人としても失格。最低。 ホント最悪な女です。仕事に恋愛持ち込むわ、仕事で涙を流すわ、無責任だわで。これで男と対等でありたいとかいうから笑っちゃう。子供の戯れ言ですね。こんな女が女を卑しめるんですよ。こういうやつに限ってフェミニストだったりするから皮肉なもんで。悲しい自家撞着です。 だからこそ、P339ページの麻里のセリフには溜飲が下がります。 とま~散々辛辣なことを書きましたが・・・最後まで読むとちょっぴりRIKOが好きになります(笑)自分の弱さを認められたとき、少しRIKOが強くなったように思う。 男に負けない!!男に勝つ!!なんて、そんなこと思ってる時点ですでに男に振り回されてるんだってことに気が付いて欲しい。フェミニストかぶれな発言は控えて欲しいものです。読んでて痛々しいから。 男と女は違うんだから、全く同じようになろうとすること自体が不自然。男は男、女は女。それぞれの特性を活かして生きていけばいいんです。RIKOがそのことに気づきつつあるところは好感が持てます。 それはそうと、この作品推理小説だと思って読んでましたが、違いますね。推理小説としてはかなり評価低いです。だって謎解きも大したことないし、犯人はすぐにわかるし。 どちらかというと恋愛小説でしょうか?恋愛小説としてなら、かなり女の特性を出してて深みがあると思います。私は好みじゃないけど(;^ω^A いや~長々と辛辣なコメント書きました。RIKOファン&フェミニストの方々には申し訳ないです(笑)ご寛恕くださーーいε=ε=┏( ;@_@)┛言い逃げだぁ!!
※ ところどころ( )で囲われた言葉がありますが、これは例によって( )抜きで書いた場合、楽天に拒否され更新ができないためです。今回は何度も拒否され、ひっかかる言葉を( )で修正するのに苦労しました・・・(;-_-;) === 112冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月16日 19時03分41秒
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