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テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:シェイクスピア全集 <全X>
“ペリクリーズ” 評価:★★★★☆
シェイクスピア全集。第11巻。 --- 梗概 ------------- 求婚しようとした王女とその父の近親相(姦)を見抜いてしまった時から、ペリクリーズの波瀾万丈の旅が始まった-。詩人ガワーの語りという仕掛けのなかで、次々と起こる不思議な出来事。苛酷な運命を乗りこえ、長い歳月をへて喜びに包まれる、ペリクリーズと家族の物語。イギリスで人気の高い、シェイクスピア最初のロマンス劇を新訳で。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- 黒い悪事を覆い隠すには、美辞麗句を連ねた追従ほど似つかわしい仮面はありません。 (P138より)
うちのワンコも大好きなんですよ~これ!!毎日おいしそうに食べる食べる!! ・・・ってそれは『ペディグリー』やろっ!!( ̄ .  ̄)ノ" ナンデヤネン ・・・はい。ごめんなさい。つまんなかったです(笑) では、本題。 ドタバタ恋愛劇です♪(といってもコメディじゃないです。)おもしろい(*´▽`*) ペリクリーズは、アンタイオケの王とその娘である王女の近親相(姦)を知ってしまい、その王から命を狙われ逃亡します。 逃亡する途中に出会ったタイーサと恋に落ちたペリクリーズは彼女と結婚。そしてタイーサは妊娠。そんな折り、アンタイオケの王の死の知らせ。もう命を狙われる心配がなくなったペリクリーズとタイーサは、ペリクリーズの故郷タイアへ帰ることに。 しかし、タイアへ帰る船が嵐に遭い、そんな中でタイーサは出産。悲しいことにタイーサは出産がもとで亡くなります。そして・・・!! これからも色々とあるのです!!死んだと思われていたタイーサが実は生きていたり、親切な太守夫婦に育ててもらっていたはずの娘が、太守夫婦の嫉妬がもとで暗殺されかけたうえに、海賊に誘拐されて売春宿へ売られたり。 ペリクリーズ、その妻のタイーサ、彼らの娘であるマリーナ。彼らは互いの生を知らぬまま運命の波に翻弄されるのです!! まさに波瀾万丈!!バラバラになっていたパズルが最後に見事に完成します!!ここまでピタッと綺麗にまとまると、ものすんごくスッキリして楽しいですね~♪ いや~おもしろいおもしろい。いいです(*^m^*)楽しめました♪ === 117冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月23日 11時26分24秒
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