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2009年07月18日
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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:ノンフィクション

アメリカの歴史教科書が描く「戦争と原爆投下」―覇権国家の「国家戦略」教育.jpg 【Amazonで購入】      【楽天ブックスで購入】

“アメリカの歴史教科書が描く「戦争と原爆投下」”

評価:★★★★☆

 

“過ちは二度と繰り返しませんから”なんて有名な言葉がありますが、この言葉に違和感を禁じ得ないのは私だけではないと思います。

主語のはっきりしないこの言葉。とりようによっては、日本が過ちを犯したから原爆が投下された。悪いのは日本人であるという風に解釈できますよね?

はて。原爆投下は日本の責任でしょうか?そんなわけありませんよね。

原爆投下はどうあがいても正当化されえない、アメリカによる日本人の虐殺です。

しかし、アメリカの教科書はそうは書いていない。原爆投下を正当化したり、意図的に、正当であったと感じさせるようなミスリードを行ったり。

まっ、アメリカは正義の国ですから(笑)自国を悪く書かないのは当然なんでしょうけど。

しかし、被害国である日本でさえも最初で紹介した文言を、違和感なく平和の象徴であるように崇めているのは一体何事か?

一体日本の教育はどうなっているのか?原爆投下は日本の責任のような風潮を作り上げ、教え込む。

この国の教育は左翼により歪曲させられ、子供たちを洗脳することで、日本を内部から瓦解させようとしていると改めて感じさせられます。

日本は、韓国・中国等の歪曲された歴史を鵜呑みにし、必要のない謝罪を続け、金をむさぼり取られ、国益を損ない続けている。

しかし、反対に、日本がアメリカの虐殺を表だって非難しないのはなぜ?疑問でしかたがない。

原爆投下は誰も否定できない事実です。それを誰も非難できない。それどころか、それは日本によって惹起されたことであるとして、不必要に自己を貶める。

もう言葉もないほどの卑屈さですよね。

いい加減に方向転換しないと、日本の行く末は・・・悲惨ですね(´_`。)

=== 34冊目 読了 ===

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最終更新日  2009年07月18日 20時54分46秒
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