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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:あ行 男性
“心臓と左手” 評価:★★★★☆
連作ミステリー短編集。全7話。 --- 梗概 ------------- ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある-。警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの六編に、「月の扉」事件の十一年後の決着を描いた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- 安楽椅子探偵もの好きにはたまらない一品(笑) 大迫警視の視点で物語は進みます。 いや~ミステリとひとくくりにしてしまうには何かが違う。そんなお話たち。 一度は解決した事件。全て合理的説明もつくし証拠も証言も揃っている。何のほころびもない事件なんだけれども、座間味くんにかかれば、驚きの真相が見えてくる・・・。 かーーーいいね~切なさと謎解き。この本からは情緒オーラが出ています(笑)
読み終わって気付いたのですが、これって『月の扉』続き?みたいなものなのですね・・・知らなかった・・・。 読みながら、「いつかハイジャック事件の詳細を知る作品も出るんだろうな~♪」なんてのんきに考えてましたが・・・恥ずかしい(ノ◇≦。) 早速『月の扉』買います(≧ヘ≦ ) この本の最大の謎は、『座間味くん』の本名ですね(笑)これは『月の扉』でも明かされてないんでしょうね~おそらく。 『月の扉』楽しみです♪ === 62冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月25日 08時19分08秒
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