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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:あ行 男性
“白い家の殺人” 評価:★★★★☆
ミステリー長編。 --- 梗概 ------------- 冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう...。一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第二弾。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- なんか、私が読む作家ってあ行男性が異様に多くないかしらん?なんで?日本人の名字はあ行が多いのか??( ゚д゚ )(ボヤキ)
本題。
信濃譲二の家シリーズ第二弾ーーーーー!!(´ω`)ノ 漫画でちらっと見た譲二のイメージがまだこびりついて離れないさゆみ1194です(´・ε・`) 譲二のキャラ勝ち!?(笑)その位このキャラ好き♪第三者から見れば退廃的な信濃ですが、本人はいたって健全なつもりで。彼には彼のルールや価値観が確立されているからなんでしょうねーー。 コンサバ・ノーマルな私には異色だけどなんだか魅かれる存在ですヾ(▼ー▼キ)ゝ
密室に逆さづりという奇怪な状況で起こった殺人事件・・・。トリックは?動機は?
はぁ~なんだか暗鬱な事件。動機はあんまりしっくりこないけど、でも人間ってやつは・・・と感じる事件でした。 ほんと、複雑なんですね感情ってやつは。他人から見ればあり得ないことでも、追い詰められた人間、冷静さを欠いた人間・・・そういう者はそれしか道がないって信じ切ってやってしまったり。 こんな救いのない事件の中で、唯一の救いはやはり信濃譲二という男。ごく一般的な人間とは一線を画す飄々としていて俗離れした彼をみると少しだけ視野が広がるというか、道がもうないと思っていても実は見えてないだけで、いくらでもあるんだと思わせてくれる。 ただ、この信濃も次回作ではとんでもないことに・・・( ̄ー+ ̄)ニヤリ === 73冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月08日 12時49分13秒
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