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本の足跡

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2011年01月30日
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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:た行 男性

 本が好き、悪口言うのはもっと好き

評価:★★★★☆



エッセイ。

--- 梗概 -------------

東アジアの国名表記にメスを入れ、わが国の外交にも影響を与えた痛快篇「『支那』はわるいことばだろうか」をはじめ、狩野亨吉、江馬修、李白と杜甫らを論じた傑作人物エッセイ、「書評十番勝負」「新聞醜悪録」「湖辺漫筆」など、すべての本好きに捧げる名篇を収めて第11回講談社エッセイ賞を受賞した快心の評論集。(「BOOK」データベースより)

-----------------------

過去と対話せず、現在と語るのみでも、生きるだけなら生きられる。しかしそれでは、自分がどこにいるのか、どういう道筋をたどってここにいるのかさえわからないではないか。われわれが、安心して、自信を持って現在に生きるには、現在の素性を知らねばならない。現在の素性を知るには、過去に話を聞いてみなければならない。

(P54より)

 

ほとんど打ち終えた後に記事が全部とんだ!!(#゚Д゚)発狂して暴れそうになったけど(笑)悪いのは間違いなく自分なので、なんとか怒りをおさえました・・・。

 

 

めっちゃ好きですこの本!!

よくぞ言ってくれたと痛快になるエッセイあり。ほぉーとかへぇーとか嘆息もれまくりで勉強になる評論あり。

コスパの高い一冊です。

中でも、日本語について書かれたエッセイが特に好きでした。

 

最近は、新聞や本、ニュースキャスターが平然と日本語の誤用を垂れ流してますよね。見聞きしてるだけでイライラしちゃう。

そりゃ私も間違った日本語を知らず知らず使っていることもあると思います。なるべく正しい日本語を使おうと、知らない言葉はもちろん、知ってる言葉も辞書をひくようにはしてますけれど。

ただ、新聞や本などの活字や、公共の電波を使うニュースキャスターは、絶対正しい日本語を使うべきでしょ!!彼らが平然と間違った日本語を使ってそれがまかり通るのが信じられない。せめてあとで訂正するべきなんですが、それがなされてないところをみると、そもそも間違った日本語を使っていることに気がついていないんでしょうね。

頻繁に見聞きするもので今ぱっと思いつくのは・・・二重敬語。らぬき。さいれ。破天荒。姑息。確信犯。悩ましい。耳障りetc。

言葉は時代とともに意味がかわるといえども、『破天荒』に代表されるような、いわゆる故事成語は絶対意味がかわることは許されないと思います。

 

私のような浅学菲才の者でもイライラするんだから、著者のような博学な方にはさぞストレスが多いことでしょう(笑)そのこともおもしろおかしく書かれていて、勉強になるとともに楽しませていただけました♪

楽しめて勉強になるのに安い(笑)かなりコスパの高い一冊です。お勧めですよ♪

=== 15冊目 読了 ===






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最終更新日  2011年02月01日 00時45分07秒
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