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本の足跡

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2011年03月09日
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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:た行 男性

 同期の桜

評価:★★★★☆

 

エッセイ。

--- 梗概 -------------

あの有名な軍歌「同期の桜」にはもとの詩があって、なんと作者は西條八十であった。それがなぜ、どのように変えられたのか?歌詞の背景にある世相と言葉の関係を考察して、音便の問題にまでいたる表題作から、碁の「つぶやきことば」、正字と簡体字、地名と古語など...言葉をテーマにした面白エッセイが満載の一冊です。(「BOOK」データベースより)

-----------------------

「言わなきゃわからないだろ」っていう人には、言ってもわからない。(出典:さゆみ語録)

 

嗅覚というのは人の五感のうちで最も原始的なもので、理知を通さず情緒に直結している。同じ匂いをかいだとたんに、何十年も以前の情景がまざまざと眼前に浮ぶ。

(P47より)

 

「私は若者の未来を憂いる」

この文章の誤りはどこでしょう?

答え。

「憂いる」の「い」。正解は、「憂える」です。

今までこの誤用をしていないと、言いきる自信がない(笑)以後気をつけます(´ε`;)

このように、日本語の勉強になるのがこのエッセイの妙味の一つであります。

 

また、著者の以下の発言に、共感するとともに、罪悪感が少し薄れました(笑)P18より。

何度生れなおしても到底読みきれない本があって、まだ毎日のように買っている。

著者は自らを「本買い病」だと言っておられるほど。

私自身もまったくそうで、未読本は、それこそ文字通り山ほどあるんですけど(数百冊はある)欲しい本が出てくるたび我慢できずに買っちゃうんですよね・・・。読む数と買う数の懸隔が未読本を増やし続けていることは、わかっちゃーいるけどやめられない(;´∀`)

積んである本から“読んでくれオーラ”が出ている気がしていつも罪悪感を感じてたんですが、仲間をみつけて少し罪の意識が薄くなりました(笑)

未読本 みんなが積んでりゃ 怖くない

ってか(笑)

これからも、読みたいと思った本は買うことにします(*´∀`*)本って、その時買わないと、いざ読むぞってなって買おうとしたら絶版だったーーなんてこともよくある話で。

とりあえず買っとけ!腐りゃしない!!どうせいつかは読むんだし!

っていう気持ちで、これからも読みたいと思った本は買うことにします(笑)

=== 41冊目 読了 ===






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最終更新日  2011年03月09日 19時40分27秒
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