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テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:ノンフィクション
評価:★★★★★
--- 梗概 ------------- これは、最期のその瞬間も「私」より「公」を思ったすごい日本人たちの物語だ!靖國神社全面協力「英霊の言乃葉」初の選集。(「BOOK」データベースより) ----------------------- 日本国民なら、読まなければならないものだと思う。 読んでいるだけで胸が苦しく、涙があふれてくる。あまりの重みに、ページを繰る手が何度もとまってしまう。でも、現実から目をそむけてはいけない。私たちは、彼らの命を礎にした現在を享受しているのだ。そう思って、自分を奮い立たせて読んだ。それゆえ、全てを読み終えるのに長い時間を費やした。
これを読んであらためて思う。靖国分祀だ、靖国参拝禁止だと、どの面さげていってるんだと。 彼らの尊い命を礎に、現在の日本がある。その礎を否定し続けるのは、現在の自分たちを否定することだと、なぜわからないのか? 戦争を美化している?彼らはいやいや死んでいった? そんなことを軽々に口にできるのは、無知だからだ。 戦争美化?ふざけるな。彼らの最後の言葉を、美化なんていう、現在の物差しで過去をはかるという愚で発した言葉で貶めるなんて、なんたる侮辱だろうか!! いやいや死んでいった?そりゃ死にたくない気持ちはあっただろう。当たり前だ。残された家族。自分の未来。彼らだって死にたくなかったに決まってる。でも、それでも、日本を救いたい。日本のために戦いたい。そう思っていた気持ちもまた事実なのだ。 その彼らの気持ちを、彼らの命を、いやいや死んでいったなんて言葉で貶める。卑しめる。なんたる侮辱か!! 彼らを全て否定しプロパガンダに利用する奴らは、きっと靖国神社を参拝したこともなく、遊就館に立ち寄ったこともないのだろう。 何も知らず、知ろうともせずに、自らのイデオロギーのみでしたり顔で過去を語るな!!と言いたい。 そして、これを読めば、読んでさえいれば、そんなことは絶対に語れない。語れるはずがないのだ。 無知は罪だ。バイアスがかった見方でしかものをみず、イデオロギーでゆがんだ物差しで物事をはかるのもまた罪だ。
私たちは、繋がっている。過去があるからこそ今がある。そして今は未来につながっていて、いずれ過去になる。 歴史を縦の流れで知れば、彼らに敬服の念を抱かざるを得ない。彼らの犠牲なしに今の日本はないのだ。 私たちは、過去の日本人に感謝し、そして、未来の日本人に誇れるよう今を生きることが大切だと思う。 現在の価値観やイデオロギーで過去を断罪するような愚は、いい加減、やめにしようではないか。 === 45冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月22日 16時04分11秒
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