ささやかだけどとんでもない野望。
私が現在住んでいる家は、結婚前…そのもっと前に夫が購入していた中古住宅です。当然私たちはまだ出会ってもないし、家購入のその後のプランに私は存在してない。それは当然といえば当然だし、納得済みでの結婚だからいまさら言っても仕方ない。…それはわかってるんだけど。毎日暮らしてると不満も出てくる。私「また何でこの家買おうと思ったの? その頃ってまだ若かったでしょ?買うならもっと他にもあったんじゃないの?」夫「たまたま実家の近くが売りに出たから…」ってそれだけの理由なの?はぁぁぁ~~平均的な日本風の我が家は築20年弱。以前の住人は老夫婦。だから和室ばっかり…キッチンというより台所。リビングというより茶の間。生活の大半はココでしているのに日当たりが悪くて暗い。だけど間取り的に不便で日常使いできない6畳×2の客間(床の間アリ)はとても日当たりがいい。床の間横の柱は高価そうで立派だけどトイレのドアは安アパートよりちゃちぃ。私「めったに使いもしない客間にお金かけて自分たちは薄暗い茶の間で暮らすって 絶対バカみたいじゃない?」夫「ローンが終わったらリフォームする?」私「リフォームも大掛かりになるから思い切って次を買う!」夫「それは無理~その頃もう40歳だよ~。」この話になると毎回堂々めぐりで…お互い譲らない。それならそれでいい。でも私にだって自分の描いたプランがあるんだから仕方ない。このまま薄暗い茶の間で年をとっていくのはイヤだ。私「私は自分の名義で家を買うから!」夫「アンタ頭がどうかしちゃったんじゃないの?」私「本気よ。もしそうなったらアンタはこの家に住むもよし。 ここを貸して私と一緒に来るもよし。好きにしたらいいやん。」まるで本気にしない夫と鼻息の荒い私。自分名義の家だったらさ、絶対義理親は同居させなくてすむし…。ちょっと離れたところに引っ越せばめったに顔も見なくてすむし…ひそかに年末ジャンボにかけてます。自分の幸せのために。ダカラ…カミサマヨロシクオネガイシマス…ね。