紫のチューリップ
立春が過ぎたとはいえ、春の足音はまだ遠いスコットランド。しかし花屋の店先には、色鮮やかなチューリップが!中でも一際目立つ紫色を購入してみた。ふと気になってチューリップの花言葉を調べてみると・・・「愛」!しかも「紫」のチューリップは、“永遠の愛”・・・贈られてこそ意味のあるものだった。そういえばオランダには、「チューリップ」にまつわるこんな話が。三人の騎士がある美しい少女に求婚し、“黄金の王冠”、“剣”、“財宝”を、それぞれ差し出した。しかし少女は誰も選べず、悩んだ末に花の精霊に姿を変えた。“王冠の花”、“剣の葉”、“財宝の球根”を持つ花に。その花は少女の名前と同じ、「チューリップ」と名付けられた。 ・・・贈り物だけが意味のあるものだった!?