カテゴリ:調理器具・食器
料理をするのにどうしても必要な鍋の選択は、大変難しいものです。
よく作る料理の種類、収納場所を考えて購入しなければいけません。また、安全な食べ物を美味しく食べるために、私が考えたことを書いてみます。 以下は独断と偏見の私的な意見です。 最初に鍋の材質です。 私はセラミック、ガラス、鉄を考えました。 アルミニウムは使いやすいのですが安全とは言いかねます。ステンレスはかなり安全な素材ですが、中には粗悪なものもあります。酸味のあるものを調理するには、少し不安が残ります。 テフロン加工の鍋はフライパンだけで十分です。 従って鍋の種類やブランドは自然に決まります。 セラミック系はヴィトロフラムやアルコフラム、ガラスはビジョンやほうろう系鍋(シャンタール、シラルガン、野田琺瑯、富士ホーローなど)、鉄はフライパンや中華鍋(個人的にリバーライト)です。 次に、料理をおおまかに分けて考えると、必要な鍋は以下のサイズと用途になります。 ・やかん ・少量をゆでる・・・2リットル弱の鍋 ・ほうれん草などをゆでる・・・2~3リットル弱の鍋 ・カレーやシチューを作る・・・3~4リットルの鍋 ・おでんや煮物を大量に作る・・・6リットル以上の鍋 ・炒飯や野菜炒め、揚げ物をする・・・片手の中華鍋(北京鍋) ・お好み焼きやクレープを作る・・・テフロン加工の直径28cmぐらいのガラスふたつきフライパン 具体的に私が購入した鍋は、以下の通りです。 ・やかん・・・シャンタール クラシックケトル(白) ・少量をゆでる・・シラルガン ミルクポット ガラス蓋付14cm(1.7リットル) ・ほうれん草などをゆでる・・・ヴィトロフラムの片手鍋で一番大きいサイズ ・カレーやシチューを作る・・・シラルガン プロフィ・深鍋 20cm(3.7リットル) ・おでんや煮物を大量に作る・・・シラルガン プロフィ・深鍋 24cm(6.7リットル) ・炒飯や野菜炒め、揚げ物をする・・・リバーライト 北京鍋30cm ・お好み焼きやクレープを作る・・・クリステル ノンスティックパン 28cm シャンタールのやかんは笛付きなので、沸騰すると大音量のハーモニカのような音(BとGの2重音)が鳴ります。 ふたは手が入るくらいの大きさでパッキン付きです。完全に密封されます。中は黒いほうろうです。 外側のほうろうはジフをサランラップにつけてこすると、こびりついた油汚れもきれいに落ちてぴかぴかになります。 見た目が美しくて使いやすく、大のお気に入りです。 ただ、シャンタールの他の鍋はおすすめできません。私はよくこげつかせていたので、汚れをおとしているうちにほうろうがはげてしまい、2年で使えなくなってしまいました。 鍋上部のふちもさびてしまいました。 それでもほうろう鍋が使いたいので探した結果、シラルガンが最強だと聞きました。 時々焦げ付かせながら(^^;)使って2年になりますが、ほうろうがはげるような感じがありません。もっとも、以前より焦げ付かせなくなったためでもあります。 シラルガンは鍋の厚みがステンレス多層鍋以上にあるので、焦げ付きにくくなりました。 ミルクポットで牛乳を温めたことは一度もなく、いつも野菜をゆでたり味噌汁を作ったりしています。金属は熱伝導が高いので、お湯が沸くのが早いです。 その形状より片手鍋のような使い勝手と収納が楽で、大変お勧めの鍋です。 深鍋はガラスのふたが厚めで金属のふちもなく、洗いやすくておすすめです。黒光りにほれぼれしています。 ヴィトロフラムはそのまま冷蔵庫に持っていけるサイズなので、これまた便利です。カレーの余りをこの鍋に移し、翌日直接火にかけるのです。 ジャム作りをするときはセラミックなので安心して作ることができます。 セラミックなので、お湯が少し沸くのが遅いですが、沸騰後は冷めにくいです。 中華鍋の中でも片手鍋のものを北京鍋と呼びます。両手鍋は上海鍋と呼ぶそうです。 北京鍋で底が少し平らなものは、ガス以外の熱源でも使うことができます。うちはガスがありますが、平底鍋しか置けない五徳なので、リバーライトの平底北京鍋は心強い味方です。 北京鍋なら片手で持つことができ、炒め物から揚げ物まで使うことができます。 使用後は洗剤を使って洗い、拭いてガスにかけて少し乾燥させます。 クリステルのノンスティックパンは、取っ手が外れることと、エクスカリバー加工の直下がアルミニウムではなくステンレスなので、安全と思い購入しました。 ガラスのふたと合わせて使うと、お好み焼きの蒸らし焼きができます。きんぴらごぼう、煮魚を作るときもこのフライパンを使います。 取っ手がっちり固定されるので大丈夫です。 欠点は少し重たいことと、エクスカリバー加工は丁寧に使わないと1年ぐらいではげてしまうことです。 10年保証はエクスカリバー加工以外なので、正直なところ無意味な保証だなーと思います。 フライ返しは金属以外の物を使うこと、熱くなった後は自然に冷まして洗うとはげにくいそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年05月09日 23時31分08秒
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