カテゴリ:うまい店
京都食い倒れの旅は、画像編集と下調べのため、もう少し時間がかかります。
そろそろ更新できると思います(^^)ので、しばらくお待ち下さい。 ----- 先日の夕方、広島市内へ出かけた帰りに、広電胡町電停前にある「もみじ銀行」本店の裏を通りました。 胡町~銀山町はオフィス街なので、通りにはおやじの憩いの場のような飲み屋さんが軒を連ねています。 その中にフランス国旗が下がっている、おしゃれなお店を見つけました。 フランス料理のお店「Loup de mer(ルードメール)」です。 フランス料理は私が一番不勉強な分野で、「修道院のレシピ」というフランス家庭料理の本を見て、意外と和食に近い作り方で驚いたほどです。 この本のスープは油の使用量が少ないのにおいしいですよ。 ディナー予約無しでよいとのことでしたので、行ってみました。 店内はこじんまりとしたカウンター席とテーブル席で、13席ほどです。 ビストロになるのでしょうか、カウンター席があるフレンチは初めてなので、緊張しないで済みそうと思い、ほっとしました。 いすに座ると、箸が用意されていてびっくりです。 4500円のコースとソフトドリンクをお願いしました。 料理名を失念したため、覚えている範囲で。 ・前菜(ディルとスモークサーモン、ハモンセラーノ、グリッシーニ、葉物野菜とトマトをフレンチドレッシングで) ・フォアグラのソテー、シャンピニオンソースとクリーム ・スズキのソテーとホタテのグリル、手長海老のポワレ、スズキの下にはキャベツなどの野菜、バターベースのソース ・口直しのグレープフルーツのソルベ ・フランス産シャラン鴨のグリル、赤ワインベース?のソース、ジャガイモ添え ・デザート(チョコレート・フォンダン、濃いバニラアイスクリーム、アーモンドテュイル) ・コーヒーまたは紅茶 食材の質は高く、スモークサーモン、ハモンセラーノは味わい深くておいしいです。 フォアグラはこれまで頂いたもの(といっても数少ないです)で最高で、松坂牛のような風味と脂の軽さにびっくりしました。 シャンピニオンソースはブラウンマッシュルームの濃いソースで、よく煮込まれたマッシュルームの濃い風味とクリームがよく合っています。 スズキのソテーのソースはバターの風味が濃いにもかかわらず後味は軽く、魚の風味を邪魔しません。 鴨のグリルは肉汁たっぷりで中はミディアムレア、野趣あふれるソースと合わさると最高においしいです。 デザート類はアイスクリーム、テュイルを除いてしつこくなく軽い風味なので、食べていて飽きません。 食材と味の構成は、余分なものを取り除き、素材の味を重視したバランスのよい味だと思いました。 フランス料理=間違えると創作料理(主観ですが、意味の無い食材の組み合わせが多い)になりがちな気がするのですが、ルードメールの料理は全く違う、本格的なフランス料理です。 このお店のシェフは、ロイヤルホテル~リーガロイヤルホテルで16年間働かれ、独立されたのだそうです。 リーガロイヤルホテルのフレンチは2回頂いたことがあり、どちらも今回の料理と同じような、無駄な食材が無いおいしいものでした。 店内はこじんまりしているためか、お酒が飲めない私たちでものんびりと食事を楽しむことができました。 すごく上等な「隠れ家」です。 次回はおいしい魚料理を予約でお願いしてみたいです。 お約束ですが、 次回の食事のために、頑張って働かなければ、、、、、(^^;) 余談: シェフはかなり若く見えるイケメンさんらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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