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三年以上生育したお茶の木を、 冬に刈り取って、釜でじっくりと煎り上げる。 枝ごと刈り取って、ゴミをきれいに取り除いて、 茶葉と細い枝を分けて、製品にする時は裁断機にかける。 本日は実習なので、枝切り鋏でバチバチと切っていく。 最初は枝を切る感触が心地いいのだが、 これが際限なく続くと、 まるで握力トレーニングをしているようである。 掌も腕も肩も背中も筋肉痛になる。 なかなか力がいる。 手にマメができる。 釜で煎る時は、焙じ茶を作る時の要領で、 焦がさないように丁寧に丁寧に煎っていく。 手が焼けるように熱い。 立ちこめる煙で目が痛い。 大変な作業だ。 薪火三年番茶… 香ばしくて穏やかな滋味あふるるお茶である。 体を芯から温めてくれる。 特に冷え性の女性に良いという。 体質改善にも良いらしい。 お茶と言うと、初夏から秋の仕事なのだが、 この薪火三年番茶を作るようになって、 冬の雇用も生み出したと言う。 良いこと尽くしの三年番茶である…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 25, 2017 11:50:28 PM
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