行ってきました 公開チャット予告
近頃の子供は大変です。塾に習い事・・・。 参加者は15名。 30人程がお金を払って年間登録しているのに、この数は少ない! でも、外を歩くのなら15名はいい数です。 本日は史跡めぐり。 小学校5,6年生ですが、全く興味無しでした。 私の役目は歩きながら、途中途中での自然観察。こっちに集中する子供の方が多い! もちろん私は下調べなどしてないし、幾ら十うん年前に住んでいた所でも、もう全然風景が違います。 私が住んでいた時は一面田んぼでした。今は住宅地です。 面白かったのは、今日は史跡巡りなので動物に気を使うしつようは無いのであえて無難に、会社時代の作業ズボン(支給されたのに使ってなかった!タグ付きっぱなし)と無難に襟付きの半そでシャツ、ベスト。 デイパックも陸自迷彩じゃなくてあえて、米軍迷彩にしました。ただ、双眼鏡ケースは陸自です。 がぁ、私の気配りは学習センターのスタッフに崩されたぁー。 なんと全身陸自一色です。さすがにTシャツはOD色だったけれど、ザックは陸自迷彩。小物もそう。 そのスタッフさんとは道中に鳥類調査で迷彩を使用した実験結果をお話ししました。 陸自の迷彩は、目が良いワシタカ類の目さへ騙します。 日本のフィールドに合う様にちゃんと研究されているんですね。 もちろん冬季は真っ白な、冬季迷彩ですが・・・。 さて、子供達とは木のウロの中を眺めたり(常時持ち歩いているミニミニマグライトに絶賛の声「おおー!」って)、お昼はちょうど(ただ)ツバメの水飲みポイントでツバメの水の飲み方を、目の前で解説。そうして、多少遠くても、この周辺のツバメはここで水を飲む事。とか、(何で一箇所なのかは教えませんでした。渡りの話と、防衛の話になるので) ツバメを例に、スズメ目が一年に二回から三回繁殖する話。 鳥の巣はねぐらでは無くて、産座であること。 食べられる植物、食べられる実、などはその場で自分で食べて見ます。 毒は無いけれど、引っ掛けてマズイのをわざと食べさせたりして遊びましたが(笑)。 コクワガタ等もいたし、鳥の羽一枚でその鳥の種類と羽の場所が分かる事・・・。これはかなりの驚きだったみたいです。 そうして、野生のミツバチの巣を発見できた事。 子供達は蜂の巣は、アシナガバチやスズメバチ類の、形が見える物しか知りません。 見つけたのは、木のウロ周辺に大量に集まっているとこでした。 本来のミツバチは、こんな木のウロに巣を作るんだよ。と。 発見の仕方は「なーんか羽音が多すぎる?」と思い、周辺を見てみた事からです。音源の正確な位置特定ってのは素人にはかなり難しいです。多分、誰も気が付かなかったみたいで、一人ひとり、ミツバチを驚かせないように見せると新鮮な驚きだったみたいで、見終わった後は一斉に子供達が自分の見たことのある蜂の巣の話題で集中攻撃を受けました。 また、蜂毒の特徴等へも話しが広がり・・・。 ニホントカゲは色の違いで皆種類が違うと、大人でも思っていたみたいで実は、本州にはトカゲは一種しかいないのには大分驚いていました。 トカゲからはヘビ毒の話、もし噛まれた時の対処法。まず、動脈を押さえて毒を吸い出す事。口で吸引しても構わない事。例え飲み込んでも大丈夫な事。(ヘビ毒は傷口から入るので、飲んでも平気です。いや、胃潰瘍の方は危ないかも!) 感動までは到達しませんでしたが、驚きは充分でした。 そうして帰ってきてからが・・・。 担当者に呼び止められて「実は・・・」 今回はボランティアでしたが、中学生を対象にした里山生態学の依頼です。「エコロジーって良く言いますけれど、本来は生態学の事ですよね?」 と同じくらいの年齢の担当者から聞かれました。「そうですね、今何か使い方を間違えています。」 彼は、今年配属になったそうですが専門的な知識は皆無だそうで、市役所の環境課と相談していたそうです。ただ、市役所の環境課に専門家が居ないのは私が身を持って体験しましたから・・・。 中学生には毎年、ボランティアと称して自然関係施設のゴミ拾いを行なっていたそうです。ですが、今年から変更したいと。ただ、どうすれば良いのか分からないと。「じゃぁ、二、三簡単な企画書書きますか?」 と言うと、「良いんですか?お金が・・・」 「まぁ、構いません。後、何か事例とか他での参考文献も用意できますので。」 となりました。 やっとお金になる仕事が舞い込みました。安いでしょうが、最初の一歩です。 生態学(エコロジー)って何?から始めます。観察会では無いのが面白い! 写真は一眼レフで撮ったので、アップ(まだソフトが届かない)がきついし、子供の人権もあるので今回は見送ります。 さてと、そらの散歩です。 そうそう公開チャットですが、本日22時私のブログの右、ずーっと下のリンクに「居酒屋かめ」とあります。 22時前後に入っているので気が向けば覗いて下さい。