セリーヌの反ユダヤ本第二弾です。
セリーヌの反ユダヤ本3冊は、いまだに出版が差し止められていて、世界中で国書刊行会の日本語訳でしか読めない貴重なものです。
セリーヌの本は改行無しの頁ビッシリで、読むのが大変なんですが、この『死体派』は改行も多く隙間も多く、読みやすかったです。
訳注が巻末に書かれていると、今どこ読んでたっけ状態に陥るのでホント嫌なんですが、この国書刊行会の『死体派』は同じページに訳注が書かれているのがGOODでした!
そして、おそらくセリーヌの本音がいちばんストレートに書かれている本ではないかと思います。
釈放後の『城から城』では本音を隠すしかなかっただろうし、フランス人が気に入るようなものを書くしかなかったと思います。
『虫けらどもをひねりつぶせ』は小説の中に思想を織り込んでいるし、セリーヌの思想をストレートに描いているのは、やはり『死体派』ではないか、と、個人的に思いました。
それと、こちらの記事を000から少しづつ読んでいるのですが…
ドイツ悪玉論の神話
この記事と四王天延孝本とセリーヌの反ユダヤ本、見事に一致します。
隠されている本当の歴史の検証ができました。
タルムード、シオンの議定書で実行されている事との見事な一致です。
着々と実行してきたのですね。
『夜の果ての旅』を絶賛しながら、『虫けらどもをひねりつぶせ』『死体派』『苦境』のセリーヌは<悪>だとかぬかしてるのは可笑しいです。
同じ人間セリーヌが書いたもので、何の矛盾も無いです。
ところで、笑っちゃうんですが、これの前に読んだ『城から城』と、この『死体派』
図書館で借りて読んだのですが…本棚で探しものをしていたら、なんとこの2冊、持ってました😅💦
何やってんだ自分って思いますが、持っていたことは嬉しいです☺️
この『死体派』は、かなり多めに引用Tweetしたかもです。
吉乃黄櫻Twitter―セリーヌ『死体派』
次回から引用など書いていこうと思いますが、良かったらTwitterのスレッドごとご覧になっていただけたら、と思います。
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