テーマ:テニス(3384)
カテゴリ:注目☆
ダベンポートvsヴィーナス・ウィリアムス。
セミファイナルの ヴィーナスvsシャラポワの戦いも相当にハイレベルで、 ヴィーナスの強さに驚いたぱんとこでしたが、 上には上がいるというか、あるというか、 この試合は物凄かった。 ダベンポートに、強いということはどういうことか、 ということを教わった気がします。 結果としてはヴィーナスが優勝したのだけど、 ダベンポートの方が、数段上手だと感じました。 ものすごく読みが早いのです。 そして、対応力が素晴らしい。とても柔軟なのです。 シャラポワはまだまだヒヨコなんだなあと思いました。 例えば、セミファイナルのヴィーナス戦で、 思ったよりも深いショットが来た時に、もう対応できていなくて、 自分が想像していたショットに対する振りになってしまう。 そして、アウトショットになってしまう、という場面をいくどとなく見ました。 ダベンポートは、バタバタしなくても、次のショットの位置に早いうちから動いているし、 たとえ、自分の想像していた位置にボールが来なくても、しなやかに対応できるのです。 あっぱれ。 1セットも2セットも、ダベンポートの手のウチで進んでいたのですが、 2セット目の、ヴィーナスのセンターへのサービスへのミスジャッジが大きかったな・・と思います。 素人目にも、そして、ダベンポートもヴィーナスにも、「フォルト」とわかっていたショットでした。 あの判定がフォルトだったら、全然違っていた。 2セット目はダベンポートがとって優勝したいたなと思います。 でも、このミスジャッジに流されることなく、 あくまでヴィーナスのペースで試合をさせないダベンポート。 すごかった。 ヴィーナスが優勝した時、 素直に喜べない感じがありました。 たしかにヴィーナスも凄い。 でも、試合を通じて、強かったのは凄かったのはダベンポート、という印象が強く残りました。 あからさまに大げさに喜んでいたヴィーナスも、 本当は素直に喜べないものがあるのでは・・という気がしました。 解説の伊達公子さんも、ゲームセットの瞬間、しばらく口をつぐんでいました。 「ダベンポートに、運が味方をしなかったのが、本当に可哀想でならない」 と2回も涙声で仰っていました。 世界のトッププレイヤーだった伊達さんには、 この試合の意味が、そして当事者の気持ちが、わかるのだろうと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 4, 2005 12:01:00 AM
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