テーマ:世界陸上05(10)
カテゴリ:注目☆
為末さん、400mハードル準決勝進出!
うーん、綺麗な走りでした。 ハードラーとしてはえらく背が低い選手だと思うのですが、 ハードリングの技術の高さと、ハードル間の走りの質のよさの賜ですね。 股関節と膝の柔らかさ、膝から下のしなやかさ。 前半、向かい風になっていたようで、 それで微妙に歩数が合わなくなる選手もいる中、 すごく巧く調整してましたね。さすがだてに経験をつんでませんね。 期待したいと思います☆ 【報道記事】 為末、日本人初!4大会連続準決勝 世界陸上 第1日 2005年8月7日(日) 13時30分 スポーツ報知 【ヘルシンキ(フィンランド)6日=ペン・日比野哲哉、カメラ・二川雅年】当地の五輪スタジアムで開幕。男子四百メートル障害予選で、01年エドモントン大会の銅メダリスト・為末大(27)=APF=が、49秒17の5組2着で、同種目の日本勢で初となる五輪、世界選手権を通して4大会連続の準決勝進出を決めた。新鋭・成迫健児(21)=筑波大=も49秒87で予選を突破。7日(日本時間8日午前3時)の準決勝で、短距離・障害種目では日本勢初のダブル・ファイナルを狙う。 条件を、レースを、自分を読み切った。最終5組の為末が、バックストレートのスピードを抑える堅実な走りで49秒17の5組2着。「48秒8を想定してましたが、風が舞っていたので無理に狙わなかった」と計算通りの予選突破に、納得の表情を浮かべた。 海外転戦で蓄積した多くの経験が、大きな武器になってきた。単身で、体調によって調整法を変え、気象条件、グラウンド状態、相手によって様々なレースパターンを試してきた。「昨年ぐらいから読みが当たるようになってきた」と実感。この日も「最後の直線だけ意識した」と準決勝で有利な3~6レーンに入れるタイムに持っていった。 この積み重ねが、また偉業達成に結びついた。世界選手権に限れば、苅部俊二(現・法大監督)が91年東京大会から4大会連続で準決勝に進んだが、その間の96年アトランタ五輪は予選敗退。同種目で五輪、世界選手権を通じて4大会連続は、為末が日本人初だ。 01年世界選手権で銅メダルを獲得後も「現状維持で満足できる性格ではない」と、さらなる進化を求めて試行錯誤を続けてきた。03年世界選手権(パリ)は、大会の約1か月前に父・敏行さん(享年54歳)を亡くした精神的ショックを引きずりながらの予選突破。今年は、2月中旬から約1か月間の高地トレ、6月下旬から約1か月の欧州転戦から帰国しないで世界選手権に臨むパターンとも初の試み。その中で準決勝を走り続けてきた価値は高い。 4年前の銅メダルを「若さゆえにできたこと」と振り返る。今は、計算し、自分をコントロールする強さを身につけた。予選の48秒台は、19歳のニュースター候補カーロン・クレメント(19)だけだったが、「予選は死んだふり。準決勝の通過ラインは48秒2~3。今年一番のレースをしたい」と、また同種目で日本人初となる2度目のファイナリストを狙う。 ◆早狩アジア新で決勝 14年目の“雪辱”だ。初めて実施された女子三千メートル障害物の予選で、早狩実紀(はやかり・みのり、32)=京都光華AC=が同組4位でゴール。自らの日本記録を17秒51も更新する9分41秒21のアジア新で、同大1年で予選落ちを喫した91年東京大会三千メートル以来の世界選手権で、見事に決勝進出を果たした。 千五百メートルで11年続けて日本選手権に出場し、すべて6位以内の早狩が、三千メートル障害物に取り組み始めたのは今年3月。世界選手権の種目になったことを知り、挑戦した。それまで障害など飛び越えたこともなかったが、5月の初レースで日本新、その20日後に世界選手権の参加標準記録Bを突破。代表入りした。実は、この日が3レース目。「障害は、やっぱり怖かった」と苦笑いしたが、3戦連続の日本新で自信も深めた。男子百メートルの朝原と同大で同期の32歳は「決勝も積極的に走りたい」と夢の入賞に挑む。 [ 8月7日 13時30分 更新 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 7, 2005 06:52:04 PM
コメント(0) | コメントを書く
[注目☆] カテゴリの最新記事
|
|