テーマ:世界陸上05(10)
カテゴリ:注目☆
為末大さん、決勝進出!!おめでとうございます!
準決勝3組の上位2人プラス2の、タイムで拾われての決勝。 でも、為末さんのいた1組目は、すごい速い人が多くて、47秒台が出てたし、 他の組の2番目より為末さんのタイムの方がよかったもんね。 スタート前の顔が、すごく集中して、自分の世界に入ってるなあ~~って感じでした。 7台目まではトップだったんじゃないかな。 8台目でちょっとバランスを崩して、その一瞬に遅れて、ぐんっっっと速い3人が前に出た感じでした。 うーん、惜しい!! あそこで崩れてなかったら、もっと絡めてたんだろうな。 でも、これで決勝が楽しみになりましたね~。 決勝は9日の夜というか10日かな。期待しましょう!! 【報道記事】 為末が決勝進出「2001年と重みが違う」 第10回世界陸上は7日、五輪スタジアムなどで第2日の競技が行われ、男子400mハードル準決勝では為末大(APF)が1組4位ながら、48秒46のタイムで2001年エドモントン大会以来2度目の決勝進出を決めた。決勝では、2度目のメダル獲得を目指す。成迫健児(筑波大)は49秒00の2組3位で、準決勝敗退となった。以下はレース後の為末と成迫のコメント。 ■為末「2001年とは重みが違う」 (予選4位になって)状況が状況なんで運に任せるしかない。レースはしっかりコントロールできていて、これでダメなら仕方がないと思っていました。先行してかっ飛ばしていただけではない。最後はパワーの差です。(銅メダルを獲得した)エドモントンの(決勝の)残り方と比べてスカッとしないですけど、正直言って、比べられない感動です。頭で考えてやってきた分、重みが違います。ここで終わるかなと思っていましたが、良かったです。 (48秒23を目標にしていたが)ハードルの失敗があった。8台目で体が横に逃げてしまいました。(左足の靴のひもがほどけていたのが)ちらっと見えたが、まあ、地面を踏みしめるのには関係ない。スタートは雑念なく臨めました。(ゴールして)力出し切ったので(残らなくても)仕方がないと思っていた。運が良かったです。個人的には(同組3位の)フェリックス・サンチェスを倒したかった。彼を倒さなければ決勝には残れないと思っていました。48秒(46)で残るはずがないと半分あきらめていましたが、残ったときは、こういうこともあるんだな、と思いました。(決勝進出は)3組目が終わって、最初にアメリカのメディアの人が教えてくれました。自分の力で転がったわけではないのが申し訳ない。毎年、まじめに(決勝に残る)順番待ちをしていて良かったです。4番ではダメと、力出し切ろうと思って、そこで頑張ったのが良かった。4年前(のエドモントン大会)を思い出しますね。(今季の自己記録について)自分としては上出来です。 (引退は)アテネの時と成迫(健児)君を見たときに考えました。自分では体現できない体力を持っている。自分は分析力に優れていると思っているので、自分を超える逸材を見たら怖くなってきました。自分の終わりが見えてきたっていうか。でも、分析力がまだ足りないのか、何だかんだ言っても成迫君には勝てている。(2007年の)大阪に向けては、ここで決勝に残らなければ、(成迫に)ライバルという目で見てくれないというのもありました。 400mは読みにくい。経験が必要な種目だと思います。日本の競技場などは一方向の風が吹きますが、ここの風はめちゃくちゃ。そこで、(準決勝の)前半は風を受けないように重心を低くして走った。これは、いろんなレースを経験していないと分かりません。今年1番のレースがでした。数日前までは(決勝進出は)あぶないと思っていましたが、一気にここに来れて良かった。2、3位を狙っていたが、思っていたレースはできた。(記録で拾われたことは)「(ラスト)サムライ」と言われているぐらいですから、人が失敗するのを願っていてはダメなんですがね。 決勝では落選はないので、金メダルを取れると思って、スタートからとにかく行きます。できる限りのことをして、あとは何とか走りたいです。 ■成迫健児「世界との差は近い」 最後、抜けると思ったのですが、近づきませんでした。(1レーンに関して)走る前は難しいとは感じていなくて、みんな13歩を使うので関係ないと思うのですが、僕の場合は1レーンが初めてだったので、ちょっときつかったです。前半のカーブでもっとスピードに乗らなければいけないことは最初から分かっていたので、リカバリーしようと思っていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。 予選はどこ見てるか分からないぐらい緊張していたのですが、先生たちに助けられたりして今日は大丈夫でした。(雰囲気は)予選とはまったく違いますし、(今日は)観客に俺を見てくれという感じで堂々とできました。(足は)つりませんでした。昨日ははりきってアップし過ぎちゃって。今日は試合前に軽部さんに来てもらって「いつもより弱めにアップしろ」と言われたので、そうしました。 1組で(為末の4)8秒46というのが見えて、1レーンだしこれは僕には出せないと弱気になってしまったんですけど、ジャマイカのマクファーレンを抜かせば、着順で(決勝に)行けると思った。でも、南アフリカの僕より年下の選手に負けてしまって……。年下に負けるのはとても悔しいです。まだまだ練習が足りなかったということですね。 (同部屋の為末から学んだことは)気持ちの余裕です。僕なんかガチガチだったのに、為末さんは「これから試合あるのか」というぐらいリラックスしていて、これからはそうしたいなと思います。(ここ一本にかける集中力が)全然違いますね。 準決勝でもそこそこ世界との差は近いということを感じられたので、スピードを強化して次につなげたいです。 [ スポーツナビ 2005年8月8日 5:10 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 8, 2005 06:48:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[注目☆] カテゴリの最新記事
|
|