テーマ:世界陸上05(10)
カテゴリ:注目☆
2次予選があまりにギリギリでヒヤヒヤ。
準決勝、1レーン・・・わあ~難しいレーンだよぉ。 加速したい中間疾走のところにカーブが来るし、カーブもきつめになるし、 最初のストレートが凄く長く見えて、外の人より長く走るような錯覚もあるんですよね。 前半いい感じだったけど、後半がついてこない感じに見えました。 しかし・・しかしです。 末続さんは、やはり・・世界の人ですね。 われわれみたいな一般ピープルの考えるようなところとは全然違う次元におられました。 下記のインタビュー読んで・・そうだったのか・・と。 【報道記事】 末續、リスクを冒して見えたもの 男子200m準決勝 2005年08月11日 (向吉三郎) 男子200メートルの準決勝で、2組6着に終わり決勝進出を逃した末続慎吾=五輪スタジアム【 共同 】 大舞台で試したかったことは? 得意のコーナーワークを生かし、前半から積極的に飛ばすのが末續慎吾(ミズノ)の200mのレース展開だが、準決勝ではコーナーを出た時点で7番目に位置していた。「1レーンということもあったんですけど、わざと抑えた」と末續は話す。その後に加速してトップをうかがったが、終盤にスタミナが切れて20秒84の6位。通過条件の4位までに入ることはできず、2大会連続メダルの夢はついえた。 大舞台でなぜ、そんなリスクを冒したのか。 「前回は銅メダルを取ったけど、何かをぶっ壊していかないと金は取れない」と末續。2007年の大阪大会、その翌年の北京五輪での金メダルを見据える。左ひざ痛で6月の日本選手権を欠場し、故障明けで臨んだ今大会は、勝負よりも「何かを試さなければ意味がない」と末續は力説した。 その結果、「前半は(いつも)速いんです。前半と後半の接着剤というか、その部分は今後」と課題が見つかったようだ。 「足が速くなる方法は少し分かりました。(大会に)出て良かった」 100mをパスする勇気 アメリカ勢を中心とした外国人選手のパワーに対抗するため、今季は本格的な筋力アップに取り組んだ。現在はその筋力と、ももを高く上げない独特のフォームをかみ合わせている状態だ。 「73年ぶりの日本人ファイナリスト」「夢の9秒台」――。今大会の末續の期待は100mに注がれていた。期待を一身に背負いながら、100mをパスするのには相当の勇気が必要だったはず。故障明けで100も、200もと無理をするより、得意の200mで自分の走りをつかみたい。目標はあくまで大阪と北京。末續と高野進コーチの強い意志が感じられた。 もちろん、勝負から逃げたわけではないだろう。「100の練習しかしていなかった」と末續が言うように、大会直前まで100mでの決勝進出の道を模索していた。200mでも「やっぱり帳尻を合わせただけでは勝たせてもらえない」と悔しそうな表情を見せた。 「もう少し時間がかかりますね。待っとってください」。熊本県出身の末續は最後を九州弁で締めた。今はその言葉を信じるしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 11, 2005 09:40:15 PM
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