男旅(総集編)
楽しかったチビ太郎との男旅、早いもので出発から一週間経とうとしています。時系列で整理しながら、振り返ってみます。●8月8日(水)留守番のぎょんちゃんの見送りを受けながら、ちょっと余裕をもって5:30に出発しました。雨模様の高速道路をひた走り、6:20仙台空港着です。さっそくやらかしたチビ太郎、駐車場から空港ビルまでの僅か数分の道のりで、水溜りにジャポンです。↓テンションのダダ下がりのチビ太郎気を取り直しての朝ごはんを食べようと・・・父「なに食べたい?」チ「萩の月でもいい?」父「食べたことないんだっけ?」チ「うん。食べてみたい。」ということでしたがバラ売りはないそうで、3個入りを購入、ペロッと2つを朝ごはん代わりに。台風13号の影響もなく、定刻の8:00にテイクオフ。初試行機のチビ太郎、思わずチ「緊張するな~・・・やっぱり車にすれば良かったね、おとーさん。」父「・・・(無理、無理。笑)」日本海側を飛ぶ飛行機、天気が良ければ確保した左側座席から富士山が見えるのですが・・・残念。9:40頃、無事に広島空港に降り、ホッとするチビ太郎と本格的な朝ごはんを求めますが、空港内食堂ではお目当てのお好み焼きは準備中。それではとリムジンバスに乗り広島市内へ向かうことに。一時間ほどバスに揺られ、広島駅で下車、徒歩で予約していたホテルへチェックイン。路面電車で原爆ドームへ向かいながら、食べ損ねたお好み焼きを食べに、目に付いたお店に飛び込みます。父の向かいに座るチビ太郎、ふと気になり・・・父「チビ太郎、リュックは?」チ「・・・???」無言でアメリカ人(?)風のジェスチャー。って、オイオイ!路面電車に置いてきた模様。まあ、慌てても仕方ない、チビ太郎念願の広島風お好み焼きを、とりあえず食べます。チ「おいしい~!」と、ペロッと一枚、全部乗せのスペシャルを平らげます。食べ終えて、原爆ドームへ。ドームを見なつつ周辺を散策、資料館も見てまいりました。アイスブレイクを入れながら、タクシーで路面電車の江波営業所へ向かい、預かってもらっていたリュックを無事に取り戻します。ちなみに、江波は「えば」と読みます。はだしのゲンの舞台だそうです。(チビ太郎氏談。)ここから、路面電車で広島中心部へ向かい、いよいよ最大のお目当て、マツダスタジアム入りです!初日は外野ライトスタンドのバックスクリーン横、寝ソベリアです。いや~、モロ西陽を浴びます。↓寝ソベリアからの風景、その変遷いや~、初マツダスタジアム、感動でしたわ!チビ太郎も大興奮、広島応援団の歌に合わせて、一生懸命応援していました!ここのスタジアムの良いところは、球場をグルリと一周できる広い通路があることですね。超満員でも意外とスムーズに移動でき、お店探しも楽チンでした。勝利の余韻を味わいながら、広島ファンでごった返すカープロードを歩き、帰路に。チ「おとーさん、今日は夜更かししていい?」父「好きなだけドーゾ。」朝早かったし、暑さも含めて疲れが相当あるハズ、どーせすぐに寝てしまうだろうと予測のもと父「そのかわり部屋に着いたら、まずシャワーだからね!」チ「わかった!」シャワーが終わると案の定、チーン。ご就寝~。オイラは一人祝勝会の後、1時頃にオヤスミナサイ。●2日目/8月9日オイラは6時過ぎには起床です。チビ太郎は、少しゆっくり寝かせてあげることにして、7:30頃起こします。8:10頃、着替えを済ませてホテルを後にし、JR広島駅へ。父「朝ご飯、だーする?」チ「・・・食べたくない。」まだ眠いようです。8:30過ぎの山陽本線に乗り、30分ほど揺られて「宮島口」へ。降りると、そこは差し詰め「もみじ饅頭ストリート」!良さげなお店に飛び込み、これまた一つの楽しみであった「もみじ饅頭」を朝ご飯がわりに食します。おいしそーに食べるチビ太郎、冷たいお茶のサービスも頂きながら、満足そう。ここから船で10分程度の宮島へ渡ります。厳島神社で有名な宮島ですが、チビ太郎の目当ては水族館です。船からバスに乗り継いで、宮島水族館「みやじマリン」へ。13:30くらいまでここで過ごし、バス~船~JRと来た道程を逆に辿り、広島駅に戻りました。そうそう、その前に、桟橋近くにあった「ふくろうの館」なるものに興味津々のチビ太郎。寄りたいというので、応じてあげます。宮島に渡ったのに厳島神社に行かない観光客というのも、我ながら珍しいと思います。さて、広島駅から再びカープロードを通り、マツダスタジアムへ向かいます。15:50頃、スタジアム到着。この日は、お待ちかねの一塁ベンチ横、しかもホームベース寄り、ネクストバッターサークルのまん前、その名も「砂かぶり席」です!実際には、砂はさておきも、選手がグリップに吹き付けるスプレーが流れ込んでくる近さです!↓試合前の中日の練習と、あまりの暑さにへたり込む中日の荒木選手!↓試合前、ベンチ前で談笑する鈴木・田中・西川の三選手!↓望遠レンズで各選手のアップをパチリ。↓ネクストバッターサークルのバティスタ選手!↓数メートル先の緒方監督!↓さらにさらに各選手。↓代打で登場の新井選手、スタジアムは興奮の坩堝に!この試合、チビ太郎が一番好きな菊池選手の劇的なサヨナラタイムリーで終幕。↓ヒーローインタビューを受ける菊池選手。↓地元のおっちゃんの粋な計らいでフェンスに上げてもらったチビ太郎。砂かぶりの特権です!スライリーとも戯れ!この後、菊池選手とハイタッチ!一生の思い出になったことと思います。●三日目/8月10日一か八かで呉を目指します。まずは路面電車で広島港へ。JR呉線は、先の豪雨被害で不通となっており、陸路は大混雑との事前情報につき、先着順とされる船にトライ!意外となんなく乗船券をゲットし、高速船「スーパージェット」で呉へ。10:00に呉着、「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」を行ったり来たり。アッという間に空港行きのバス時間。16:00発のバスに乗り込み、一路広島空港へ。高速道路、空港へ向かうコチラ側線は空いていますが、呉方面線は噂通りの大渋滞。広島市内や呉中心部では見られない、目の当たりにすることのなかった被災が、現実にあるのですね。被災地での観光は憚られる、慎むべきとの思いもある一方、訪れた原爆ドーム、宮島、呉は、年間で最も観光客が来るはずの今時期、例年の2~3割の入りだそうです。なんでも外国人観光客や個人旅行はボチボチだそうですが、大手のツアーが来ないそう。言われてみれば、大型観光バスというものを殆ど見なかったな~。行った先々で話した地元の方からは、歓迎の言葉を頂き、宮城から来たというとさらに温かい言葉も頂きました。19:25広島発のANAに乗り、後ろ髪をひかれつつ、ぎょんちゃんの待つ宮城へ帰ります。強風と濃霧の影響か、仙台空港へ降り立つのに少々時間がかかり、定刻を10分チョイオーバーして、21:10頃ようやくランディング。広島空港で食べそびれた夕飯、チビ太郎に聞いてみます。父「遅くなったから、高速道路で早く帰って、お家でたべようか?それとも、ノンビリ帰って吉牛でも食べてく?」チ「ゆっくり帰ろう、牛丼食べたい!」最後までかわいいな~、チビ太郎。父的にはとっとと帰ってビールでも飲みたいところですが、旅の最後もチビ太郎の好きなようにとリクエストに応じます。ちなみに、普段はチーズを食べないチビ太郎ですが、どういうワケか牛丼には欠かせないトッピング。よって、普段は「すき家」派のチビ太郎です。吉牛は殆ど食べたことがありませんでしたがチ「お!吉牛っておいしいネ~!もっと早く連れてきてヨ~!」だって!笑こうして、初づくしの男旅は楽しい思い出テンコモリで無事に終わったのでした~!すでに来年の構想も練り始めています!