全227件 (227件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 >

• 喪失感と

  理由ばかりを知りたがってそれ自体を見失う僕ら何もかもに　道理や理屈を求めてこうして純粋を失くしていくんだってふいに　喪失感理屈がないと動けない大人には　なりたくない

  2006.04.02

  コメント(1)

• 揺らぎ

  然様なら頭の中で　何度も言いかける君をいつでも　諦められてしまうという合図愛しいのに　伝わらないその独り善がりな感情が僕にそうさせる女々しい生き物だ　ほんとうに

  2006.03.27

  コメント(2)

• nonsense

  やるべきこと　やりたいこと選択を迫られれば　楽な方へ流れてしまうそんな自我だとしても大嫌いで　愛しいんだと解った

  2006.03.27

  コメント(2)

• がらんどう

  がらんどうの世界で　夢を見ることも忘れこうして彼らは　がらんどう彷徨う魂　愛おしく苦しむ様を　視て嗤う哀しいサダメと知りつつも理屈をこねて　悪足掻き格言もちだし　後ろ盾自分の正しさ　押しとおす殺せぬ自我を　想いつつ生かせぬ自分を　呪うまで癒えた傷痕　掻き毟りひとりの患者は　月になる乾いた口唇　手でなぞり開かぬ瞼を　針で刺す然様なら　と気がふれた脱落者はもういないがらんどう　がらんどう此処は　存在を知らない＊　＊　＊　＊　＊頭に浮かんだ言葉を　ただ並べ立てたという過ぎた自己満足の最果てがらんどう　っていう言葉が好き

  2006.03.27

  コメント(0)

• 靴擦れ

  履き慣れていたはずの黒い靴かかとにできた　小さな傷裏切られた気分になるのは　僕だけだろうか

  2006.03.27

  コメント(1)

• 空回り

  確かなものが欲しくて不確かなものを棄てたら確かなものになるはずだった“不確かさ”も一緒に消えてしまったようだ

  2006.03.27

  コメント(1)

• 八方美人

  理解者になりたがるこの舌は何処までも共通点を探す綺麗ごとを上手に吐けるようになるまでさほど時間はかからないから表情までも　直ぐに偽善を覚える所詮は　自己防衛の厚い壁を築くため

  2006.03.21

  コメント(2)

• 習性

  楽に生きることほど　難しいことはないそれを手に入れるためには普通に生きる以上の努力が必要だからもしくは　今と名付けた場所だけに固執しすぎて明日　或いは　もっと先の未来で自分が後悔する羽目になるそう理解してるつもりでも私の身体は楽をしたがる

  2006.03.18

  コメント(5)

• 自己形成

  自分が作り出したウタが誰かに影響を及ぼせたら　それは幸せだけど此処にこうしてカタチを残すことで多分　自分が救われているのだと思う何かを造り出し　それに埋もれることで私は　ワタシ　という形を成すから

  2006.03.17

  コメント(7)

• 崩壊

  触れた指先は直ぐにぶれて霞んでいく視界も　更に狭くなる思い描いていたものとは真逆の現実に眩暈がして立ちすくむ後悔することばかりを覚えて綺麗ごとに縋っては崩れた

  2006.03.17

  コメント(0)

• 臆病者

  何かに正直になってみると今までの自分が疎まれるそれが怖いわけではないけれどただ　向き合う勇気がない所詮は　臆病者なんだ

  2006.03.11

  コメント(5)

• 唯一嫌いだと思った

  私はあいつが嫌いですさも　自分が可愛そうな人間だと主張しつつもはっきりとせずに雰囲気だけかもしだし他人に護られようとする様見ていて吐き気が致します私はあいつが嫌いです自分がさぞ　可愛いのでしょうね自分から売った喧嘩だというのにそれを私が買おうものならあからさまな嘘を吐き馬鹿みたいに逃げ帰っていった自分に都合よく事が運ぶだなんて　ご冗談を怖いですか　この私が怖いんですね　この私が一度拒絶を覚えたこの心は貴方をきっと　受け入れたりはしないでしょう心模様　吹雪のち嵐

  2006.03.11

  コメント(0)

• 片恋

  目に見えないものに侵されるこの身　この声　この心君の全てに　主導権がありそれに気付かない君に苛立つ仕草　声色　その言葉こんなにも支配されたいと願うのにメールの１本すら着やしない

  2006.03.11

  コメント(0)

• 諦めるための覚悟

  穴の開いた靴下は捨てられる割れてしまった皿も捨てられるそれと同じで不良品の私もいつか捨てられるいつからかそう思うようになっていたそう思わざるを得なかった覚悟を決めていれば　諦めがつくのも早くなるそう　そのはず

  2006.03.09

  コメント(9)

• sense

  それが継ぎはぎであったとしても繋がっているのなら満ち足りてしまうのです永遠などないのだと知っていてもそれを本当に理解していないように感覚的なものだけでそのつもりになってしまうのだから

  2006.03.06

  コメント(10)

• 忘却

  驚くほど速く　世界は忘却を覚えていく私を　君を　ふたりを弔う暇も与えぬまま過去という枠に押し込める思い出と名付けられたその時間さえいつかはこの両手から擦り抜けてしまうのだろう

  2006.03.05

  コメント(2)

• Ｄ＜０　（判別式）

  幾度も期待しその度に屈辱の味を噛み締めた君の想いは　疾うに僕の許にはないそう自覚させられては期待を煽る君の態度に嗚咽した成長し続ける君と　過去に縋りつき続けてる僕交わらないその曲線は　もう色を忘れた

  2006.03.04

  コメント(0)

• 現実

  独りきりの茶番劇は彼女の悲鳴で幕を開ける非難の声を目の前に滑稽な様を披露する終焉を迎えるその時まで彼女は　一度も笑わない

  2006.03.04

  コメント(1)

• 儚珠

  指先に触れた　虹色それを侵食する　私は怪物黒く淀んだ言葉を吐きつけてはその速さに眩暈がした綺麗に生きようとばかりする人間には決してなるまいと決めたはずなのに全てを放棄して　真っ白になりたかった

  2006.02.25

  コメント(0)

• 仮定法過去

  私を愛してくれればいいのにそしたら　嫌ってくらいに尽くしてあげるのに仮定法過去つまりは　君を所有物に出来ないっていう自覚

  2006.02.19

  コメント(0)

• 限界応力

  まるで全てを失ったかのように嘆き“可哀想な自分”を誇張してるそう思い込むことで安堵に近い感覚に陥ることにも気付かず無意識の自己防衛を繰り返し全てを悟った気になっていたそれに気付いた時　私の足掻きも終わったんだ【限界応力】・・・物体が破壊せずに耐えうる最大の応力

  2006.02.19

  コメント(0)

• 日常

  貧弱な言葉を君に幾つか放ち返るはずもない声を待っていた無口なことが怖いわけじゃなく無関心でいられることを恐れた時折　餌を与えられては直ぐに喰いついた飢餓に喘いだ私に向かって君はまた無意識にゲームを仕掛ける

  2006.02.13

  コメント(1)

• 劣等感

  才能の無さに　劣等感同じ言葉を使っても　伝わる重さが違いすぎる意味を成さないどころか　意味を失い続けてる皮肉にも　何かが欠けている時の方が納得するものが書ける常に孤独が付きまとっていたあの時とは違う今私の言葉は　無くなった

  2006.02.11

  コメント(2)

• 雨の日

  不完全な鏡　それを伝う雨に指を重ねてみる触れられない冷たさ触れたくない冷たさなら　沢山あるのに望んだときに限って　叶わなかったりする講義は耳を擦り抜けて　雨足だけがそれを制する

  2006.02.10

  コメント(1)

• 贅沢者

  嫌いだなんて口走ってしまう時もあるけれど本当は好き　大好きなんだ怖いのは　それを失くした時ちゃんと嫌いになれるのかってことでも　その方が逆に辛いかもしれない好きすぎて怖いだなんて　贅沢な話

  2006.02.10

  コメント(0)

• ・　・　・

  然様なら私の言葉は　誰にも響かない私の戯言は　誰にも届かない捨てられる　捨てるええ　どちらでも

  2006.02.08

  コメント(2)

• friend

  完璧であろうとする自分に疲れたんだ不完全であるから面白いともまだ思えないけどそれでいいと思えるようになったのは紛れも無く　君たちのおかげ大切だと呼んでもいいですか僕の中ではもう分類済みだけど口に出すのには　少し躊躇してしまう失くしたくない物の一部なんだ　君たちは2006.2.5

  2006.02.06

  コメント(0)

• ゆめ

  夢はいつか覚めるでしょう私の夢はおままごと　茶番同然　そんな夢現実に砂糖をこしらえて　甘さで埋めて繕わす軽く仰いだ虚ろな目　現実逃避もほどほどに浮き出た青さを呪いつつ　夢はいつも冷めていく

  2006.02.06

  コメント(0)

• 協調性

  協調性だなんて最初から言っておくのは理由をつけて　楽をしたかったから他人に合わせるのは簡単すぎる上辺だけの遣り取りには反吐が出るのに自分の表情も忘れて　口元を吊り上げる

  2006.02.04

  コメント(1)

• 心内告白

  君が好きだ好きすぎて　嫌いだ嫌いすぎて　大好きだ嗚呼　畜生好きだっつてんだ　いい加減気付けよぶっきら棒でも　そう言えたらいいのに

  2006.02.03

  コメント(0)

• 若さ故

  当たり前の事実を　捻じ伏せようとするそれを愚かだと　嘲笑うのは自由ただ　こんなにも浅はかなことが出来るのは今のうちなのではないかと思う大人になっていく僕らはきっと世間に溶けていってしまうから

  2006.01.31

  コメント(1)

• 消し屑

  消し屑でさえ　頑張ればまだ機能したぼろぼろになったそれを集めて　僕らは喜んだゴミと呼ばれるそれにさえ再利用という手はあるのに私には　利用価値もない嗚呼、負けたのか　その塵に

  2006.01.31

  コメント(1)

• きっと

  私の　このちっぽけな価値観を晒すのは恥以外の何物でもないけれどそれを否定されたときそして自らが否定するとき私の中から　言葉は消えていく世間から引っ張り出した言葉だけで私の頭は溢れてしまうのでしょう

  2006.01.28

  コメント(1)

• エアコン

  人工的な風の生暖かさに　両眼もざらつく瞼を幾度リセットしようがそこにはもはや　涙はない在るのは　悪循環軋む声に水を与えるけれどそれすら　無駄な行為に思えてくる

  2006.01.28

  コメント(0)

• そんな言葉

  無くなるものは絶えないし自分から手放して後悔することも　絶えない夢見た数が　それが叶った数とは違うように世界は　僕らが望むようには動いてくれないそんなありきたりな正論を並べてみても本当に欲しい答えが出るわけでもないけど自分の中に潜ませておいても　悪くないかなと思った

  2006.01.24

  コメント(1)

• 造り出す孤独

  独りだと感じる人と戯れている自分も　孤独なのだと何処まで他人に晒したらいいのか何処まで本気で　私を見てくれているのか人を信じきれない自分が　嫌でたまらない大切でもない自分を　外界を拒んで無意識に護ってしまうその繰り返しが　また誰かを傷つけてしまいそれがまた　私を壊す

  2006.01.21

  コメント(3)

• 不安定

  こんな私でも生きるに値する人間だと思われますか私にはどうも　そうは思えないのです殺したいぐらい憎くまた　弁護する必要もない細菌のようなものとしか思えないのです何処に価値が在るかも分からず存在していることにさえ　嫌気が差すのですそれでも尚　死　というものを恐れてしまう自分にもまた嫌気が差すのです愚かでしょう？　ええ　愚かなのです

  2006.01.20

  コメント(1)

• 恋

  明らかな高揚感が　胸を占領する“諦め”という言葉は　時にひ弱で私という人格の意に反する君に染まる私は　何色でもなく依存という感覚を無意識に学ぶ珍しく出来た君の目の下の隈にさえなりたいと望む私は　そんな愚かな女

  2006.01.18

  コメント(1)

• 枠

  権利を主張する私と　それを破棄しようとする私場合によってはどちらも正しく同時に　間違いでもあるただ　その結論を“勝敗”というちっぽけな枠に縛られるのが嫌だっただけ

  2006.01.18

  コメント(0)

• 自分

  勇気など微塵もなく　意地ばかりが先を行くそれに伴わない自分が仇となって　今を踏みにじる邪魔をしているのも　隔たりを無くすはずのものも恐らくは　自分であるというのに未だ　私は学ばない

  2006.01.16

  コメント(0)

• 諦め

  届きそうで届かないものを求めるより届く可能性が無いものを追った方が楽だからでしょうかあれほど大きかった感情は曖昧で　より無色に近くなってきている臆病者の僕は　決して手の届かない君を“諦め”という言葉で片付けようとしていた

  2006.01.16

  コメント(0)

• 輪廻

  死にたいと思ったことは　星の数死ねないと思ったことも　幾度もその度に　助けを求める自分を卑下し同情さえ物にしようとする自分を呪った怒りを露にする度　虚しさに満たされその反復から　逃げることも忘れた

  2006.01.15

  コメント(3)

• 紙屑同様

  紙屑を捨てようとして思い出した私自身が　捨てられる側だったということを高みにいない自分を誰一人として　認めてくれないと思った逃げるということだけが　頭を通り抜けて逃げているという事実に　嗚咽する2006.1.15

  2006.01.15

  コメント(2)

• メール

  「然様なら」その一言さえ伝えられずに君からのメールは途絶えるそんなことも日常茶飯事になって拗ねるような真似も　馬鹿らしくなった「また明日」一人呟くのも　虚しくなって

  2006.01.15

  コメント(0)

• 堕落者

  大切だと言い切れた自分は　天つ彼方批評ばかりを気にして本心さえ　口に出せずにいる万人に愛されるはずがないと知りながら万人に愛されたいと願う自分に　吐き気がした腐った根性で　媚を売っては神経を尖らせて　聞き耳を立てる作り笑いしか出来なくなったこの顔は便利すぎて　哀しい

  2006.01.14

  コメント(3)

• 君と私

  嫌われたくないからと　離れていくことは逆に　嫌われることになるのだと学んだので好かれてもない私ですが敢えて　今と同じ一定の距離を保つことにしました貴方には　隙はあっても私への好きは　無いのですから友達という関係を利用しなければ挨拶すら　まともに出来ない私なのですから2006.1.12

  2006.01.12

  コメント(1)

• growth

  死んでいるのだと　思わされる時がある生きていないのだと　思わされる時があるどちらの感覚にも　私は病みどちらの世界にも　私は溺れたそうであることで　苦しんだこともあればそう思い込むことで　楽になることもあったそんなことがあったからこそ今　私は此処に在り得るのだと思う

  2006.01.11

  コメント(0)

• 弱い　諦め

  もういいやそう言って僕は捨てました勿論　躊躇はしましたが恋に恋する自分が許せなくなったので切り刻みました　塵の様に綺麗だなんて形容できたら良いのですがそうもいかないこの感情はただただ　依存につけこまれた醜い塊でした2006.1.11

  2006.01.10

  コメント(0)

• 雑草

  石なんて　押し退けて意思なんて　押し負けて関係無く私は伸びるこんなもののせいで傷付いて良いものがあるはずがない燃やされてしまった方がいいんだ何度と無く哀しい種を撒き散らしただ一つの願いを　か細く生かしてる2006.1.11

  2006.01.10

  コメント(0)

• 棚上げ

  自分のことを棚に上げたらその場所を忘れて　下ろせなくなったその過ちさえも忘れて誰かに指摘されても　認められずに2006.1.11

  2006.01.10

  コメント(0)

全227件 (227件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 >