|
テーマ:詩(901)
カテゴリ:作詩・物語
高校に入った頃、小学校の頃なかよしだった友人と集まった。
たまたまとおりがかった小学校。昔からいる用務員のおじさんに挨拶。 そして、通っていた小学校の校舎が建て替えられることを知った。 おじさんは「入ってイイよ」とやさしく言ってくれた。 お世話になった校舎。6年間の思い出が詰まっていた。 壁には校舎への「ありがとう」の言葉がいっぱい書かれていた。 私たちも書いた。 その時の写真がでてきた。 私の横に私の書いた言葉が写っていた・・・ ----------------------------- 「校舎へ」 僕らは この校舎で育った 旅立ちの日に 「いつの日か この校舎を訪ねに来よう」と思った でも、もうこの校舎は無くなる 僕らが育った 僕らを育ててくれた この校舎 「ありがとう」 いつの日か 思い出の1ページに この校舎は刻まれる いつの日か、新しい校舎は この後に育つ者達によって 思いでの1ページに刻まれる ----------------------------- 17歳の冬だった・・・ その時動揺しながら書いた文章(詩)だから、言葉がバラバラだったり、話しが前後したりしているけど。 こんな写真が残っていたことになんか感動した。 私達があの時偶然にそこに集まったことになにか神懸り的なことを感じたもんだ・・・。 今では連絡も取れなくて、これからも会えないかもしれない、私の友達。 また、会えるといいなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[作詩・物語] カテゴリの最新記事
|
|