|
カテゴリ:介護日誌
今日は訪問調査員が家に来られました。
検査で義父の肺癌がみつかったけれど、病院での手術・入院治療をしないことを決めた義父母。 自宅での介護を始めるにあたって、介護保険の認定を受けるために、かかりつけの診療所の医師の紹介で、今日は訪問調査員が来られました。 でも、今のところ病気による症状はなく、食事は自分で食べることができるし、寝返りや起き上がりは自分でできて、少し足はおぼつかないけれど、物につかまりながら歩いてトイレにも行けます。 認知症もなく調査員の質問にも普通に受け答えできて、時には笑顔で冗談なども言っています。 (まだまだ元気なのに、こんな状態で介護認定できるのかな?)と思いましたが、治る見込みのない病気を持った義父をこれから自宅で介護をすると決めたからは、家族だけの力では難しいと思います。 そのうえ義母は義父の介護のために仕事を辞める気はないようなので、一日のほとんどは家にいません。 そうなると今まで通りの家事だけでなく、義父の介護も私一人にかかってきます。 私は以前介護で疲れ切って精神に異常をきたしたお嫁さんを見たことがあります。 両脇を親族の男性達に抱えられながら、診療所につれて来られました。 お嫁さんは虚ろな目に涙を溜めて「すみません・・・すみません・・私にはもう無理です。」と誰に言うでもなくずっとブツブツつぶやいていました。 治る見込みのないと思われる人を介護することは大変です。 私自身が疲れて壊れてしまうことのないように、いつでも相談できる医師や訪問看護師のような経験豊富なプロの手助けを借りながら、義父母を支えていく必要があるのです。 家族だけでは気づけない変化や知識やさまざまな制度なども教えて貰うためにも、介護に詳しい第三者とつながりを持ったほうが良いと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月03日 18時39分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[介護日誌] カテゴリの最新記事
|