一日のほとんどをベット上で過ごすようになってしまった義父。
楽しみはテレビを観ることぐらいのようです。
テレビはベッドの横に設置してあるので、寝ていても右側を向けば観ることができるのですが・・・
この間から「足元の箪笥の上にテレビを置いてくれ」と言っていました。
私も過去に病院に入院していた時、寝たままの状態でテレビを観ていました。
その時に長時間同じ方向に頭を向けたままテレビを見続けると、首がすごく痛くなって辛かった経験をしたことがあるので、義父の言葉の意味がすぐに理解できました。
寝た状態で顔を前に向けたまま観ることができれば、良いのだけれど・・・・
でも、義父の部屋のテレビは大きくて、とても箪笥の上に置くことはできません。
良いサイズのテレビを購入するように義父母に頼まれますが (たとえ箪笥の上に設置できる物を買ってきても、義父が無理なく観ることができるかわからない)・・と思いました。
で・・・(私のディストップのパソコンのモニターを外して、食事介護用に借りたテーブルに付けたらどうだろう)と思いました。
テーブルはキャスターが付いているので前後に動かせるし、これは上下に高さを変えることもできます。
これならイケるかも・・・・と主人に相談しました。
私のパソコンのモニターはもともとモニターアームが取り付けてあったので、それごとはずしてテーブルに付けてみました。
モニターとテレビを接続すると、テレビのリモコンでチャンネルを変えることもできるはずです。
アイデアが閃いても、取り付けやテレビとの接続は私には無理なので、家電オタクの主人の協力が不可欠です。
そして・・・取付大成功!
義父に見え方を訊ねながら、高さや距離・角度を決めてベストな位置に設置することができました。
これには義父母は大喜び。「すごい! よく見える」とはしゃいでいました。良かった~
訪問看護師さんや医師も「こんなことができるんですねぇ・・」と驚いていましたよ。
私のパソコンはモニターを外しちゃったから使えなくなったので、ちょっと不便になりましたが、義父が喜んでくれたからそれで良いです。
しばらくは主人が仕事で家に居ない間だけ、主人のパソコンのモニターを使わせてもらうことにしました。