薬は食後にお願いします。
ここのところずっと体調不良を訴える祖母。私は胸を痛がる原因が心臓ではなく消化器系ではないか・・・と思ったので、毎日祖母の所へ行く度に祖母の観察を続けました。食べる時に水分やプリンなどは食べられますが、ご飯やオカズは飲み込み難いらしく、覚悟を決めたようにゴックンと飲み込みます。それもちょっと辛そうです。だから数口食べるとすぐに止めてしまいます。食べるとすぐに何度もゲップをします。・・・これは・・・もしかして食道に何か異常があるのかもしれない・・・・と思いました。祖母は以前胃カメラを飲んだ時に、逆流性食道炎の炎症が見られたのを思い出しました。でも入所して以来ずっと出されたものは全部食べていたのに・・・・食べなくなったのは私が母の入院に付き添っていた期間からだ・・・・神経性のものか?私は祖母の薬の飲ませ方が気になりました。施設では食事の前に食後飲む薬が配られます。たぶん食事が届いてからは配膳したり食べさせたりする作業に手がかかって大変だからだと思います。祖母の居るフロアは認知症の方たちばかりの所なので、自分で服用することはできません。だから食事が配られる前に、職員さんが一人一人のお年寄りに飲ませているのです。食後飲む薬でも服用した後にすぐに食べ物や飲み物を食べることができれば、大丈夫なんでしょうが、日によっては配膳に手間取って、薬を飲んでから食べ物が胃に入るまで時間がかかる事があります。入院前の祖母は食事の時間が近くなると、他のお年寄りと一緒に食堂に行って飲み物を飲みながら食事が配られるのを待っていましたが、今の祖母は体調不良を訴えることが多く、食べる直前までベットで寝かされています。寝ている時には胃や体が脱水状態になっているので、そこにいきなり薬から先に飲むのは良くないんじゃないか・・・と思いました。まして最近の祖母はほとんど食べようとしないので、食事より先に薬を飲ませれば、胃の中は薬だけの状態になってしまいます。それで食道か胃を傷つけて下血しているんじゃないのか・・・・と思いました。だから私は職員さんに、祖母を起こす時にはまず水分を飲ませて欲しいと伝えました。それも祖母は貧血があるので、お茶ではなく(お茶のカテキン成分が貧血の人には良くないから・・・)常温の水かポカリスエットのような電解質の水分を飲ませてください。それから薬は食後に飲ませて欲しい・・・・と伝えました。詳しい検査をしたわけではないので分らないけど、とりあえず気が付いたことからやってみよう・・・と思いました。