病院に行く準備をしました。
眼科専門病院を紹介され、明日の9時30分に予約を取って受診することになりました。でも私はこの病院には今まで一度も行ったことがありませんでした。自分の受診の時とは違い、車椅子の母を連れて行くのです。元気になったといっても、痩せて抵抗力のない母。普通の人でも病院の受診は疲れます。連れて行くにはそれなりの準備をしなければなりません。今日は病院の下見に行ってみよう!・・・と思いました。祖母に朝食を食べさせて、家事を急いで済ませたら、祖母をお風呂に入れました。祖母はいつもお風呂に入れると、気持ち良いのか、疲れてしまうのかしばらくの間はウトウト眠ってしまいます。その間はあまり手がかからないので、義父と祖母の昼食の準備をしてから、義父に祖母のことを頼んで出かけることにしました。 眼科病院はバスで1時間ぐらいの町の商店街の中にあります。病院の周りの道路は、一方通行や進入禁止のところがあり、初めて行く父の運転ではたどり着くのに時間がかかりそうで心配でした。だから途中までバスで行って、途中からタクシーに乗って運転手さんに事情を説明して、初めてでも分かりやすい病院までの道順と駐車場を教えていただきました。駐車場から車椅子で病院内に入る道順を確認しながら、病院に行きました。外にはほとんど人影が見られなかったのに、病院に入るとすごい人です。大勢の患者さんでいっぱいでした。こっ・・・これは相当待たなければならないぞ・・・予約係の人に電話でした明日の予約がきちんと取れているか確認して、車椅子用のトイレの位置やエレベーターの位置などを確かめて帰りました。 午後・・施設に行って明日の病院受診の準備をしました。看護師さんにはあらかじめ施設を出る時間を知らせて、帰りが遅くなる可能性が高いので、医師にインスリンの注射をいつするか訊いてもらうように頼んでいました。それで出発前に注射を済ませてから出かけるように指示が出ました。初めての受診の際に必要な物をそろえておきました。1 昼食を外で食べるようになるので、昼食前・後の薬2 保険証3 眼科診療所の紹介状4 内科診療所(施設医)の紹介状5 過去の血液検査データー6 服用している薬の薬剤情報7 既往歴8 身長・体重既往歴は初診の場合必ず書類を書かされます。高血圧や糖尿病などはいつから発病し、どのような治療をしてきたか年月数まで気にされる医師もいるので、訊ねられた時にすぐに答えられるようにしておいた方が良いと思います。特に高齢になってくると本人に確認しながら記入するのは大変になるので、私は以前から母の既往歴はパソコンに保存しています。(緊急に必要になった時のために携帯のメモ欄にも入れています。)病名 ・ 発症した年月日 ・ 発症した時の年齢 ・ 入院や治療した病院名 ・ 担当医の名前 ・ 手術や治療の方法 ・ アレルギーのある薬や注射名・食べ物などを書いています。病院に行く時にはそれをプリントアウトして、看護師や医師に渡すだけでいいので、時間短縮にもなるし、医師も治療方法を早く決めることができるのです。身長・体重は・・・・薬や注射の量を決める時や入院時には必要になってきます。大抵は入院時に測られるのですが、母の場合は足が立たないので病院にある体重計に乗ることができません。施設では車椅子に乗ったまま測る事ができる機械があり、毎月初めには測定があるのでそれをメモしていきました。さあ・・・準備はできました。明日の診察で網膜や視神経が手術可能な状態かどうか分かります。どうか手術が間に合いますように・・・・