シャボン玉飛んだ~
今日は天気が良いので、特養のお年寄りは中庭に出て日光浴をしていました。職員さんがシャボン玉を作って、お年寄り達と遊んでいました。小さいシャボン玉をいっぱい作ったり、大きなシャボン玉を作ったり・・・・最近はシャボン玉を作る玩具もいろいろあるんですねぇ・・・・車椅子に座っているお年寄りのところに、風がいっぱいシャボン玉を運んできて、キャ~キャ~楽しそうに騒いでいました。ケアハウスに居る父は友人のところに行っています。朝食後に施設を出て夕方戻ってくるのですが、昼食は外食をするようです。いつもなら食事を食べ終えて部屋に戻ってきた母を車椅子からベッドに抱えて戻すのは父がしていますが、今日は父が出かけているのでいません。こんな時には母がナースコールをして、職員さんに抱えてベッドに戻してもらっています。でも、今日の午後に私が母のところに行くと、ポータブルトイレや車椅子の位置が乱れているし、母の靴が脱ぎ散らかしてありました。私 「どうしたの母さん、何したの?何かあったでしょ?」母 「職員さんが忙しそうだから、自分で戻ってみた」私 「自分で・・って・・・車椅子からベッドに自分で戻ったの?」母 「うん!」私 「それでできたの?」母 「あれこれ考えて、すごく時間がかかったけどどうにか戻れたよ~でも疲れた・・・」私 「すごいねぇ・・・すごいよ母さん!」母 「うん!」私 「でも・・ムリして骨折なんて事にならないようにしてよ~」母 「うん!」母は足にだいぶ力が入るようになりましたが、まだまだ一人で立つことはできませんから、ほとんどが手の力で体を支えています。たぶん車椅子からベッドに移るのもポータブルトイレや車椅子を動かしながら位置を変えて手の力だけで戻ったのでしょう。だから位置が乱れていたし、靴も脱ぎ散らかしていたんだと思います。頑張り屋の母の挑戦はまだまだ続いているようです。