カテゴリ:せいなるくらし
土曜日曜とたっぷり二日間仕事をしたため、本日月曜日はお休みをいただく。
子供たちを送り出してから、さっとお掃除をして、ゆっくりお風呂に入る。 それからお布団に入って、楽しみにしていた本を読んでは、うとうと眠る。 午前中はこの繰り返し。 至福の時間、である。 今日の幸せな時間を共に過ごした本は、 「深いことばの山河」(著者:山尾三省)。 本書に出てくる宮沢賢治と仏の世界を求めて、本棚の奥をごそごそ。 良かった。捨てなくて。 しばし賢治の深い世界にひたる。 先日買ったCD「谷川俊太郎 ソングブック」を聴く。 詩の朗読も素敵だが、俊太郎氏の詩をうたう歌姫たちが静かで美しい。 私の好きな歌い手ばかりである。 こういう世界にひたっていると、自分がやっている今の仕事がとことんいやになってくる。 私の仕事は(もとより仕事というものはたいがい)、人の煩悩と欲と、業の深さにあいまみえるような世界でもあるのだから。 しかし、こんな私にそんなお仕事が与えられているということは、何か意味があるのだろう。 そういう私が、賢治の世界にどうしようもなく惹かれてしまうのも、必然なのだろうな。 三省さんの世界、賢治の世界。それから、 谷川俊太郎さんの詩や賢作さんのピアノやうたのように暮らせたら。。。 なんて思っていると、突然息子が学校から帰ってくる。 帰宅したとたんに、家中に流れる詩とピアノの世界に突然まぎれこんで、彼は面食らっている様子。 そりゃそうでしょう。 いつもはアニメ「ケロロ軍曹のテーマ」とか「青春アミーゴ」とかTVの音などがなりまくっている我が家の日々。 ふふふ。君の知らない母の世界もあるのだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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