清掃生活　＊ seinarukurashi

三泊四日で家族で九州に行っていました。

目的は、お墓参りとかお墓についての親戚同士の話し合いとかお寺参りなどなど。。。
つまり、親戚づきあいってやつです。

１～２年前まで、「親戚づきあい」なるものを極力避けて生きてきました。
血縁によるおつきあいとか出生順位による役割分担とか、そんなものへの反発が強くあったし、「価値観も生き方もまったくちがうこんな人たちと、なんでつきあわないといけないのだろう？」とずっと思ってきたのです。
自分の「自己実現」には何の役にも立たないとまで思っていました。
（いや～傲慢です。。。）

しかし今回はちがいましたね。
自分が年をとったのか？　それとも「清掃生活」の効果なのか？
無駄でうっとうしいとしか思えなかった「親戚づきあい」の意味を大いに感じた日々でした。

「親戚づきあい」というものが存在しなければ、私は一生、自分のちっぽけで安楽な世界から一歩も出ることなく生きつづけたことだろう。
めんどうな人とはつきあわずにすむ世界で安穏と生きていたかもしれない。

しかし！年齢も価値観も慣習も方言もまったくちがう人たちとじかにじっくりふれあうことができるのは、まさに「親戚ワールド」のたまもの。
しかも、この人たちが存在しなければ、私はこの世には存在していないのだ！！
まさに、私と世界とがじかに触れあう機会をくれる、貴重な存在である。

何回も何時間も同じ話（近所の人や嫁の愚痴）を繰り返すおじさんやおばさんたちといわゆる「非生産的で無駄な時間」をじっくりとすごしながら、私は感謝の気持ちでいっぱいだった。

さて、昨日久しぶりに我が家に帰ってきたところである。
明日は息子の親友が泊まりに来る。
なななんとしても、あの「物置部屋」を片付けねば！！！

今夜、がんばりま～す！



↑これは、このまえの台所清掃における闘いぶり。
（掃除中の写真…鬼気迫る様相です）
結果は後日、写真をアップしますね♪