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清掃生活 * seinarukurashi

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2006.09.20
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カテゴリ:せいなるくらし
夜、畳の部屋で子どもたちと馬とびをして遊んでいたら、「ぎゃっ」という声があがった。

息子がよつんばいになったまま叫んでいる。
「ここ見て!すっごく汚いから!!」

彼が転んだ拍子に目の当たりにしたのが、畳のへりとへりの間にたんまり積もった埃。
積年の、埃。
地べたを這いつくばらないと気がつかない程度のものだ(と思いたい)けど、よ~く見てみると、あちこちが同じような状態になっている。

早速綿棒を準備し、詰まった埃を取り除く作業にとりかかる。
綿棒すら入らず、娘がつまようじを持参する。
「おお!これなら、取れる取れる!!」
おもしろいように詰まった埃が取れていく。

馬とび大会は突如として、家族総出の埃ほじり出し大会となる。

ほじりだした埃の山をしみじみと見て、息子が一言。

「まったく!家の神さまに申し訳ないだ」

はい。そのとおりですだ(素直に同意)。

で、息子よ。
君にとって、家の神さまとはどんなお方なのだ?

「う~ん、<さまたろう>っていう名前だよ。神さまだから、<さまたろうさま>だ」

ふ~ん。男の神さまなのね。
娘にもきいてみる。
家の神さまっていると思う? いるとしたらどんなお方?

「う~ん。いると思うよ。でも人ではないの。だから男とか女とか、ない」

うむ。よくわからないが、エーテル体みたいなもんなのかな?

私にとっての家の神さまは、どう想像しても男の方ではない。
それは背の丸くなったおばあさんのようなお姿をしている。

そんなお話を、子どもたちとしばし楽しんだ。

私はこの時すでに、お目目がきらきらしていたのです。
実は興奮していたのです。
「家の神さま」という存在に、すっかり心奪われてしまったのでした。

そして翌日、意外なシンクロニシティが。

(意味深につづく)





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Last updated  2006.09.20 11:35:03
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