カテゴリ:せいなるくらし
う~~。先日の「次長課長」野外ライブのせいか、すっかり風邪をひいてしまった私です。
しかし体がどうであれ、お仕事(家のお仕事・外のお仕事)は確実にやってくるのである。 ついこのまえのこと、お仕事のため某大病院に行ってきた。 そこで数日間お仕事をしていて、しみじみと感慨深かった。 その病院は、10年前に生後3ヶ月の私の息子が入院した病院である。 はじめての子どもで何をどうしていいのかわからず、私はオロオロとするばかりの新米母だった。 医師に「ひょっとしたら障害が残るかも」といわれてパニックになった。 不安におしつぶされそうになりながら、病院に泊り込んだ日々。 あれから10年。 息子は健康で元気でやさしい男の子になった。 私もその分年をとり、かなり図太い母になったと思う。 そして何より、当時は新米の専業主婦だった私が、10年後なぜか同じ病院で大勢の看護師さん相手に研修のお仕事をしている。 あのとき不安でいっぱいの私に親切にしてくださった看護師さんたちに、どれだけ救われたことか。 そんな看護師さんたちと、10年後、まったく違う立場で向かい合っている自分。 信じられない。 不思議な光景だ。 自分がこんなふうに仕事をしている姿ですら想像できなかったのに。 10年前と10年後。 ずいぶん変わるもんだと思う。 10年という歳月は、自分の想像をはるかに超えている。 これから10年後、いったいどうなっているのだろう。 10年後、息子は21歳、娘は18歳。 私はどんな仕事をしているのだろう。 どんな家族になっているのだろう。 その頃私の母は生きているだろうか。元気だろうか。 10年前の私は、育児の日々を生きるのに精一杯だった。 自分のやりたいことも展望もなんにもなかった。 あれから10年。 少し余裕が出てきた今、5年後10年後の家族と自分をしっかり見据えて生きていけたら、とあらためて思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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