テーマ:気になるテレビ番組(2927)
カテゴリ:ゆめあるくらし
肺炎の娘、少しずつ回復しています。
リビングに布団をひいて、げほげほ咳をしながら娘が見ているのは録画していたTVドラマ「のだめ」こと「のだめカンタービレ」。 このまえ放送された第六話を繰り返し繰り返し見ている娘(もう5回目くらい?)。 つられて息子も見ている。 もちろんつられて私も見ている。 その結果、当然のことながら家族中が「のだめ」にはまってしまった(ただし夫とばーちゃん以外)。 子どもの頃からクラシック好きだった私は、ひそかにニンマリ。 初回から見ている「のだめ」をきっかけに、なんとか子どもたちを「クラシック好き」にできないかとたくらんでいたのですが、見事洗脳(?)に成功。 ガーシュインの「ラプソディインブルー」をかけると、子どもたちは大喜び。 続いてラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」でさらに盛り上がる。 (どちらも「のだめ」で演奏される曲) 「やっぱ、ドラマでの演奏はテンション高すぎだよね~。このCDくらいのスローテンポがいいよ」 とは息子(小5)のラフマニノフ評?。 続いてベートーベンの第七番をかけて、全員で「指揮者になったつもり」=エア指揮者ごっこで盛り上がる。 なんと我が家はいつのまにかクラシック一家になっちゃったのでした。 しかし一番洗脳された(はまっちゃった)のは、実はこの私。 小学生の頃、オーケストラに入るのが夢だった。 楽器は何でもよかった。 あの壮大な、美しい音楽のほんの一部にでも自分がなれるのであれば、楽器は何でも良かったのだ。 年をとるにつれて、その夢は完全にあきらめてしまったけど。 だから今「のだめ」を見ていると、涙が出そうになる。 憧れて憧れて、でもかなわなかった夢だから、うらやましいようななつかしような切ない気持ちになる。 「もういっかい、ピアノやろうかな~。バイオリンもやってみたいな~」と言うと、「いいじゃん、やんなよ~!」と娘。 オーケストラは無理でも、もう一回音楽のある暮らしに戻れそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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