テーマ:本のある暮らし(3286)
カテゴリ:せいなるくらし
昨日ネットのニュース速報で、鴨志田穣氏の訃報を知った。
呆然。 気持がまとまらないまま、子どもが通っている学童のイベントへ出かける。 バーベキュー用に朝からキャベツを大量に刻んだり、子どもたちとドッジボールをしたり、ほかのお母さんがたと散々おしゃべりをして、泥だらけになって帰宅する。 サイバラこと西原理恵子の「毎日母さん」みたいだな、と思う。 鴨志田穣氏の訃報がなんでこんなにショックのだろう。 サイバラの元夫だからか。 戦場カメラマンだからか。 アルコール依存症だからか。 彼の文章が好きだったからか。 たぶんその全部。 アル中のため離婚した後に出版した『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(スターツ出版)は、かなしすぎて読むのが大変だった(だから半分も読んでいない)。 これはサイバラの漫画の底にも、いつも流れているかなしみだ。 亡くなった(中島)らもさんにも同じものがあったなあ。 私はこういうのに本当に弱い。 でもこういうのが本物だと思う。 「しあわせは、かなしみのうえにある」ことをよく知っている人たち。 かもちゃんの文章、もっと読みたかったです。 彼のエッセイを読みたい方は、こちらやこちらを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.22 09:08:20
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