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清掃生活 * seinarukurashi

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2007.09.13
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カテゴリ:せいなるくらし
昨日の朝刊の片隅に、訃報が載っていた。

アニタ・ロディックさんが亡くなったとのこと。

闘病中であったことなどは一切知らなかったので、とにかく驚いた。
そして、本当にほんとうに、残念でたまらない。

昨年だったか来日されたときの新聞記事を、今でも大切に持っている。
そのときの彼女を紹介するタイトルは

「老いてますます過激」

とあった。

個人的な自己実現なんか通り越して、つねに彼女のまなざしは世界(特に第三世界)に、そしてマイノリティに向いていた。

向いていただけではない、具体的に行動を起こし、資本主義のまっただなかに切り込み、企業とも対等に渡り合って社会を変えようとした人だ。
そうするなかで変節していゆく企業家が多い中でも、彼女は自分の当初のミッションを決して忘れなかった(私にはそのように見える)。

それもとてもしなやかに柔軟に、自由に。
(ちなみに彼女の夫はビッグイシューの創設者のひとりである、…というところもシビレるポイントでアル)

先行く女性としての、また勇気ある実業家としてのすばらしいモデルだった。
彼女が70歳、80歳になったら、どんな生き方をしていくのか、もう見ることができないのだ。

アニタのことを書いているブログに出会ったので紹介しておく。
青木陽子さんの「Get Real, Love Your Life」というブログ。

その中に出てくるアニタの言葉。

「あなたの心を駆り立てるものがあるなら、それを追いかけなさい」

やっぱかっこいいなあ!!と、亡くなった後もあいかわらず彼女にシビレている私であった。







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Last updated  2007.09.13 08:52:17
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