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清掃生活 * seinarukurashi

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2007.10.30
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カテゴリ:せいなるくらし
先日、「道でばったり」というタイトルの日記を書いたとき、ああそういえばと思い出した詩があった。

みちでバッタリ
出会ったョ
なにげなく
出会ったョ

・・・と始まるその詩。
作者は、12歳でこの世を去った岡真史さん。
(「ぼくは12歳」・ちくま文庫)

そういえば、と書棚の奥をあさると、父親の高史明さんの古い本が続々と出てくる。
(すべて夫の本なのだけど)

私は、高さんがお書きになった文章が好きだ。
特に、彼が語る「歎異抄」のお話、「歎異抄」との出会いの物語が。

以前高さんが新聞で「いじめ」についてお書きになった文章を、今でもよく覚えている。
そこには、こう書いてあった。

「命は一つだから大切なのではなく、君が家族や友人たちと、その足がふみしめる大地でつながっている存在だから貴重(きちょう)なのです。

切羽(せっぱ)つまった時こそ、足の裏の声に耳を傾けてみてください」

<朝日新聞2006年11月22日掲載>
(現在asahi.com「いじめられている君へ」で全文を読むことができます)

人はひとりぼっちで生きているのではない。

たくさんのいのちと大地でつながっていることを、どうか思い出せますように。
そして子どもたちが、そのつながりを思い出せる子に育ちますように。

来週、息子が12歳になる。





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Last updated  2007.10.30 10:50:57
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