カテゴリ:せいなるくらし
不思議な体験をした。
それは昨日の日記を書いたときに起こった。 先日この日記のなかで、なんとはなしに引用した一文 「同居が毎日お祝いしているようなもんさ」 という言葉が、 その後自分の中でむくむくと成長を遂げ、化学変化を起こしはじめた。 不思議なことにからだは軽くなり、肩の力も抜け、コミュニケーションまでがふんわりと軽くなった。 その言葉が、私にとっての「ほんとうのこと」になったのだ。 書かれるまで(文字になるまで)は、それはほんとうのことではなかったんだよね。 「いい言葉だな」「なるほどおもしろい表現だよなあ」くらいの認識だったのに、そのことをふと書き始めると、 『しばらくその言葉に目が釘付けになった』 なんて言葉を私は書いている。 (そんなことを書くつもりはなかったのに) 不思議だなあ。 この瞬間から、何かが変わっていった。 書くことで(もしくは話すことで)、今まで認識しなかった自分の考えや気持ちを初めて知ったのだ。 書くこと(話すこと)が、それを「ほんとうのこと」にしていくのかもしれない。 ほんとうのことを書くのではない。 書いたことが、ほんとうのことになるのだ。きっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.08 10:52:37
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