柳麺 ちゃぶ屋
平成14年TVチャンピョンラーメン職人王選手権に優勝した森住康二さんのお店だ。池袋からかなり離れた護国寺にあるにもかかわらず、超有名店になった。店主はもともと新三河島に店を構ったが、自家製麺するため、、本来の店より大きい護国寺にある現地に移転した。店内の半分くらいは製麺室およびスープの研究室と見なす台所だ。また、森住さんは近くに、CHABUYA JAPAN SIO RAHMEN BRANCHという塩ラーメンの店を開いた。現在、塩の店の昼の部はなくなったそうだ。 らぁ麺には柔らかいチャーシュー、焦らしネギ、細いメンマが載っている。自家製麺で、平なストレート麺はつるつるして、まるでのどを滑ったようだ。スープにはコクがあるが、意外にさっぱりした。チャーシューは柔らかいが、柔らかすぎるので、形がすぐ崩れた。ちょっと不満だが、全体からみれば、よいと思う。 だが、一番重大な問題はやはり自家製麺の麺なのではないか。ネットおよびガイドでは、森住さんは麺に合うため、スープの味を変えたという。ラーメン王石神秀幸のガイドでは、ある店の店主は自家製麺を目指したが、味が狂ってしまったという。石神が言ったのは、ちゃぶ屋なのではないか。ふだん、麺をスープに合えるようにするが、なぜスープを麺に合えるようにするかわけがわからない。それに、麺の質はスープに比べて、よいものとは言えない。確かに麺はつるつるしているが、平なストレート麺なのに、食感がない。普通の平らな麺は必ず歯切れがよいが、ちゃぶ屋の麺はそんな感じがなくて、粉々な感じがする。しかし、麺に努力している森住さんなら、このような問題を越えることができるのではないか。