テーマ:小売業(914)
カテゴリ:小売業
【特色】埼玉県中心に群馬県南部などにも展開する食品スーパー。自社物流持ち高収益。イオンと提携
【連結事業】生鮮食品52、グロサリー45、他2 【堅 調】12年2月期は出店4、退店0を想定(前期各4、0)。既存店は飲料など前期猛暑効果の反動減懸念あるが、値下げによる客数増や買い上げ点数増でカバー。光熱費等抑制、店舗作業効率化など引き続き進める。営業益堅調。資産除去債務特損。 【既存店改装】省エネ工事によるオール電化やLED導入に加え、天井の電灯数削減等検討。効率運営へ店舗標準化も一段推進。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ベルク(9974)について書かれたもの。 保有銘柄である。 まず、昨日発表された前期の決算を見てみる。 売上高が、109519百万円(+6.9%) 営業利益が、5032百万円(+14.6%) 経常利益が、5243百万円(+13.2%) 当期利益が、2616百万円(+9.2%) 1月5日発表の経常利益予想が4720百万円だったので、予想比で+11.1%と上振れ。 では、今期はどうか? 会社発表によると、 売上高は、+5.0% 営業利益は、+1.4% 経常利益は、+1.3% 当期利益は、+4.7% と、増収増益を見込んでいる。 その辺のことを、昨日発表の短信で見てみましょう。 ---引用開始--- 次期における経営環境におきましては、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、被災地並びに全国の生産拠点、原料調達、物流機能及び電力供給等に大きな影響を及ぼし、今後の見通しは不透明な状況が続くと思われます。 なお、この震災により当企業集団においても商品の破損や一部建物に損傷を受けましたが、その直接的な損失は軽微であります。 このような状況の中で当企業集団は、スーパーマーケットとして地域社会のお客様の生活をサポートするという社会的役割を果たすため、企業集団の総力を挙げ、自社物流センターを最大限に活用した商品調達を行い、安定的な商品供給を実現してまいります。 また、当企業集団の最大の特長である標準化された企業体制を基盤に、効率的なチェーンオペレーションを強化し、販売管理費の削減だけでなく、購買頻度の高い商品群の価格強化を一層推進するとともに、売場づくりの活性化を図ってまいります。 店舗展開におきましては、当企業集団の強みである標準化を維持し、埼玉県さいたま市の「さいたま吉野町店」をはじめ5店舗の新規出店を計画しております。 地域貢献活動におきましては、地域社会の皆様に健康的で豊かな食生活を提案するための食育活動、リサイクルセンターでペットボトル等を効率よく再資源化をする等の環境活動のほか、地域社会の一員としての活動を行ってまいります。 ---引用終了--- 最後に、株価と指標を確認しておく。 現在値は、980円。 予想PERは、7.17倍。 実績PBRは、0.67倍。 予想利回りは、3.06%。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/12 07:01:00 AM
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