テーマ:小売業(915)
カテゴリ:小売業
【特色】北関東地盤の家電量販。デンコードーなど買収し全国区へ勢力拡大。営業外収益に仕入れ割引
【連結事業】音響商品3、映像商品30、情報機器27、家庭電化商品23、季節商品9、他8 【横ばい】純増20店。既存店はエコ特需で絶好調。人件費増え増益幅やや縮小。資産除去債務。12年3月期は新店45超の大量出店。既存店は特需剥落、出店費用も増。が、テレビ比率減り粗利率改善、人件費抑え横ばい。 【新 店】10年度末に従業員賞与や店舗改装費を多額に前倒し計上。新店はドミナント強化が軸、空白地帯も検討。2月、自己株約182万株取得、資本提携で活用も。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ケーズHD(8282)について書かれたもの。 同社は、本日、2011年3月期の決算発表を予定しているので、ちょっと見てみる。 まず、経常利益予想の変化を見てみる。 上方修正を3回もしており、エコ特需が予想以上だったことが窺える。 その推移は、次のようになっている。 2010年5月10日の予想が、31500百万円 2010年11月4日の予想が、40000百万円 2011年2月1日の予想が、42000百万円 2011年5月11日の予想が、49300百万円 当初予想に比べると、最終予想は56%増である。 その辺の理由を、会社発表で見てみましょう。 5月11日のリリースを、引用する。 ---引用開始--- 平成23年3月期における業績につきましては、エコポイント制度及び地デジ効果並びに記録的な猛暑により、テレビ、冷蔵庫、エアコン等の省エネ家電が大幅な伸長となり売上高、営業利益、経常利益ともに予想を上回る見込みです。 また、下記の震災により特別損失の計上もありましたが、当期純利益も予想を上回る見込みです。 2.特別損失の計上について 3月11日に発生しました東日本大震災の影響により、災害による損失として固定資産及び棚卸資産の滅失損失2140百万円、損壊した資産の撤去及び原状回復費用2671百万円等を合わせ特別損失4864百万円を計上する見込みとなりました。 ---引用終了--- それでは、株価と指標を見てみる。 現在値は、2758円。 予想PERは、6.57倍。(2758÷419.74) 実績PBRは、1.31倍。 予想利回りは、1.45%。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/16 06:57:14 AM
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