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【特色】医療事務受託の草分け、業界2位。医療事務・福祉関連の教育サービス、福祉(介護)事業も展開
【連結事業】医療関連受託87(4)、教育4(12)、福祉9(5)、他0(24) 【投資負担】主力の医療事務は派遣契約中止による減収に加え、割増退職金特損。12年3月期は派遣中止の影響が通期化。有料老人ホーム4など介護、保育で計10カ所以上新設だが、先行投資負担重く減益幅拡大。 【新中計】介護、保育の売上高倍増などが柱の3カ年計画策定へ。公共職業訓練受託はヘルパー養成講座参入狙う。旧本社跡地での介護拠点複合ビルは12年2月完成へ。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、日本医療事務センター(9652)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、少々興味がある銘柄である。 まず、過去4年の売上高をみてみる。 2008年3月期 69636百万円 2009年3月期 64213百万円 2010年3月期 58376百万円 2011年3月期 57991百万円 3期連続の減収であり、冴えない展開である。 2012年3月期の売上高予想は、57390百万円であり、減収予想である。 5月13日の決算発表日の次営業日には、同社の株価が急落したが、当然といえば当然である。 もう少し細かくみてみる。 2010年3月期の減収要因は、調剤薬局事業を連結除外にしたため。 実質的には、増収だったようだ。 2011年3月期の減収要因は、主力の医療関連受託事業において、労働者派遣契約の見直しに伴う契約終了の影響が大きかったようだ。 2011年3月期のセグメント別の売上高と前年比は、次のとおり。 ■医療関連受託事業 49903百万円(1.7%減) ■教育事業 2181百万円(1.3%増) ■福祉事業 5667百万円(8.8%増) ■その他 238百万円(3.8%減) 医療関連受託事業の占める割合が86%である。 これでは、福祉事業が伸びても、補うのは容易ではない。 おしまいに、株価と指標をみてみる。 現在値は、346円。 予想PERは、17.13倍。 実績PBRは、0.4倍。 予想利回りは、3.47%。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/19 06:13:13 AM
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