テーマ:卸売業(844)
カテゴリ:卸売業
【特色】電子部品スクラップから貴金属を回収、電子材料・地金の形で販売。魚すり身など食品素材卸も
【連結事業】貴金属関連76(4)、食品関連24(1) 【海外】7 【増益基調】食品は横ばい。が、貴金属は堅調。金、銀、白金族の回収・製錬が膨らむほか、金ボンディングワイヤ、電子部材等も伸びる。マレーシア新工場の稼働も寄与、立ち上げ負担を吸収し増益基調たどる。 【開 拓】埼玉・入間工場で建屋建設計画、老朽設備入れ替えも検討。新工場と台湾提携先活用で海外開拓推進。震災で食品のいわき営業所を閉鎖したが業績影響は軽微。 (会社四季報2011年6月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、松田産業(7456)について書かれたもの。 保有銘柄である。 まず、売上高の推移をみてみる。 単位は百万円。 2007年3月期 167436 2008年3月期 194795 2009年3月期 182496 2010年3月期 156424 2011年3月期 183494 次に、配当性向と純資産配当率をみてみる。 22年3月期 23.1% 2.0% 23年3月期 18.6% 1.8% 問題はなし。 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、1206円 予想PERは、8.5倍 実績PBRは、0.88倍 予想利回りは、1.99% 1単元保有時の総合利回りは、3.65% 1株配予想は、24円 優待は、2000円のクオカード 次に、可能性は薄いと思うが、配当性向を30%に高めた場合の、総合利回りをみてみる。 1株益予想 141.8円 1株配 42円 優待 2000円のクオカード これで計算すると、総合利回りは5.14%。 こうなれば良いが、皮算用にすぎない。 最後に、まとめてみる。 ・この銘柄を保有する理由は、総合利回りの高さであったはず。しかし、改めて計算してみると、高利回りとは言いがたい。総合利回り5%は、ほしいところだ。その点からみると、他の銘柄への乗換も検討すべきだろう。 ・金価格が騰がれば、この銘柄の株価も騰がる。じっくりと検証したわけではないが、間違いはないと思う。ただ、金価格の上げ下げを予想することは困難なので、投機で買う銘柄ではない。 ・関連日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/03 06:14:16 PM
コメント(0) | コメントを書く
[卸売業] カテゴリの最新記事
|
|