テーマ:小売業(915)
カテゴリ:小売業
【特色】埼玉県中心に群馬県南部などにも展開する食品スーパー。自社物流持ち高収益。イオンと提携
【連結事業】生鮮食品51、グロサリー47、他2 【最高益】出店5、退店0(前期純増4)。震災後の買いだめ需要で滑り出し好調。価格引き下げ継続による客数増、買い上げ点数増もあり既存店は前年並み。出店費用は増収効果で吸収。最高純益更新。増配。 【増 強】本社周辺に物流センター新設へ。13年2月期稼働で効率化と店舗数拡大に対応。総菜強化の一環で炊飯ラインも能力倍増。教育体制充実狙い人事教育部新設。 (会社四季報2011年6月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ベルク(9974)について書かれたもの。 組入比率5.76%の保有銘柄である。 まず、第1四半期の発表にあわせて上方修正したので、その理由をみてみる。 ---引用開始--- 当企業集団は、消費者の生活防衛意識の高まりによる低価格志向に応えるべく、「Low Price & Better Quality」を掲げ、標準化された企業体制を基盤に、購買頻度の高い商品群の価格強化を一層推進するとともに、商品力の強化並びに売場づくりの活性化を推進しております。 平成23年3月11日に発生した東日本大震災後の想定を上回る食料品需要の高まりに対応して、当企業集団の総力を挙げ、自社物流センターを最大限に活用した商品調達を行い、安定的な商品供給を行ったことにより、販売が堅調に推移いたしました。 これらの結果、平成24年2月期第2四半期累計期間及び通期の業績予想は、前回発表予想を 上回る見通しとなりました。 ---引用終了--- 次に、株価と指標をみてみる。 ただし、今回の上方修正は織り込んでいない。 現在値は、1043円 予想PERは、7.5倍 実績PBRは、0.69倍 予想利回りは、3.07% 1単元保有時の総合利回りは、4.03% 最後に、まとめてみる。 ・指標的には割安感がある。 ・総合利回りは4%強とまずまず。高配当銘柄志向ならば、5%以上の利回りがほしいところ。ただ、この銘柄はまだ成長途上銘柄と位置づけたい。食品スーパーという業種を思うと、爆発的な成長は無理としても、安定的な成長は期待できそうだ。四季報によると、4期連続増配中であり、今期も増配の見込み。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/06 11:04:00 AM
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