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【特色】臨床検査の草分け的存在。調剤薬局に進出し、現在は2本柱。医療機器販売も展開。道内特化
【連結事業】臨床検査33(2)、調剤薬局61(10)、医療機器販売・保守6(1)、他0(48) 【強含み】主力の調剤薬局は純増2店(前期なし)。処方箋枚数増えて既存店好調、薬価改定なく仕入れ価格安定。臨床検査も新規病院開拓進むが、道内に大手が本格参入し競争激化、下期単価下落。営業増益は小幅。退職給付制度改定特益ない。減配。 【効率化】臨床検査は試薬の微量化、仕入れ値見直し、在庫管理の徹底で原価低減進める。震災で供給中断した試薬は全面再開。 (会社四季報2011年6月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、札幌臨床検査センター(9776)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、低PER、売上高のそこそこ伸びている等で、興味のある銘柄である。 まず、売上高の推移をみてみる。 単位は百万円。 2007年3月期 11750 2008年3月期 11996 2009年3月期 12559 2010年3月期 14384 2011年3月期 14710 2012年3月期 15300(四季報予想) 連続増収中である。 次に、配当性向と純資産配当率をみてみる。 22年3月期 16.3% 1% 23年3月期 9.4% 1% 全く問題なし。 次に、前期利益が大きく伸びた理由等をみてみる。 一言すれば、特益があったということだ。 その辺を、短信でみてみる。 ---引用開始--- 適格年金制度の廃止が決定されているもとで、新たな制度への円滑な移行を図るため、本年3月に新制度へ移行いたしました。 移行に伴って退職給付引当金の精算があり、改定益を計上しております。 さらに、売掛金等の債権管理・回収の徹底による貸倒引当金の戻入額の計上等があり、当期純利益を大きく増加させることとなりました。 ---引用終了--- 会社予想では、今期純利益は、前期比で23.2%減である。 特益が剥落するのが理由で、悪化しているわけではない。 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、467円 予想PERは、5.47倍 実績PBRは、0.41倍 予想利回りは、2.14% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/10 11:40:11 AM
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