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カテゴリ:五月祭
●五月祭(重岡アトリエ) 伊豆を代表する彫刻家「重岡健治さん」のアトリエにお邪魔した。 いつものように来客を見ると歓迎するかのように気さくに話しかけてくる。 今年で85歳という高齢ながら、日夜製作活動を続けていることに誰もが驚いている。 作品は木彫、大理石、ブロンズなど様々だが、「触っても壊れない彫刻」を目的に作っている。 これまでは、東北の震災にあった福島県飯館村に多くの作品を納入し一部は寄付をしてきた。 今回は、伊東にゆかりのある「北里柴三郎」の顕彰碑を制作中である。 高さ2.2m、巾1.2mの大きさで「千人風呂」をイメージし、ブロンズ製となる。 現在は原型となる部分が完成している。 日本の細菌学の父と呼ばれる北里柴三郎は、新鮮な海の幸と温泉が涌き出る伊東が気に入り、別荘を建てて日本初の温泉大プールで温泉治療をすることを始めたのだ。 また、熱海ー伊東間の鉄道誘致や伊東市内の通学路の橋の建設などにも積極的に取り組んだ。 間もなく新千円札の顔となる。 すでに制作費の一部として、クラウドファンディングで260万円が集まっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/05/22 12:10:12 AM
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