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カテゴリ:作品展示会
●戦国時代の伊東 久しぶりに「伊東市文化財管理センター」に行ってみると、「戦国時代の伊東」と題した展示が開催されていた。 大昔の伊豆半島は、噴火や地殻変動があった時期なので人間が住み始めたのは30000年前の旧石器時代からだったようだ。 館内には伊東市内の井戸川や竹の台、湯川遺跡から出土した陶磁器なども展示されている。 大室山が噴火した4000年前には、宇佐美や三ノ原にも狩りをしていた弓矢や土器が発見されているので海沿いには小さな集落があったようだ。 今回の展示を見ると「伊東」という地名にもなった伊東氏が当地を支配していたこと、明応2年(1493年)に伊勢宗瑞(北条早雲)の伊豆侵攻により100年にわたり北条氏の支配下に置かれたことが解る。 この間にも勢力争いのために築かれた「宇佐美城」や先日山登りをしながら訪れた「鎌田城」なども存在した。 その後は、豊臣秀吉の小田原城攻略により北条氏は敗れ、伊豆は徳川家康の領地となり江戸時代に入った。 今回は、この当時の古文書などの資料が展示されている。 展示されている手紙など実際にこのような物を見ると実感が湧く思いがする。
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Last updated
2024/03/04 12:10:09 AM
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