ケガのレオとルイゾン、そしてルイ・コスタを除いて、ベストの布陣でアウェイの
ブラガ戦に臨んだベンフィカだったが、3-1で敗戦。
先制されたものの、一度はリカルド・ローシャのゴールで同点に追いついた。
しかし、マシエウとパウロ・ジョルジュ(ベンフィカの彼とは別人)のゴールで
突き放されると最後まで追いつくことは出来なかった。
一方、ライバルのポルトはホームでアカデミカ・コインブラと対戦。
ポルトはエウデル・ポスティーガ、リサンドロ・ロペス、リカルド・クアレジュマ、
ジョルジーニョなど攻撃的な選手を揃えた。
相変わらず好調のポスティーガがこの日も先制点を奪い、2-1でポルトが
勝利した。
ポルトガルのストライカーとして、今のポスティーガはヌーノ・ゴメスよりも
頼もしい。
これで、首位ポルトと1試合消化が少ないベンフィカとの勝ち点差は9に
開いた。
ベンフィカは、格下に大量得点で勝つことが多いものの、中堅以上の
チームにはあっけなく勝利を献上してしまう。
これでも世界で最多のソシオを持つポルトガル3強のチームの一角なのかと
疑ってしまうし、正直ポルトやスポルティングの現状が羨ましく思うことがある。
トラップのもと、リーグ優勝した2年前に比べても戦力は遜色ないと思うし、
その戦力がいかにチームとしてまとまって戦えるのかが問題。
ここまではっきりしない戦いが続くと、フェルナンド・サントスの指揮能力を
問わなければならない。