『掃除が嫌い』という言い方にはもう一つ問題点があります。
実は『掃除』さんが主語になっているのです。
掃除=嫌い
という方程式になってしまいます。
これは、宴会でおじさんが女の子を触って
『ゴメンゴメン この右手が悪いんだよ! この右手が』
と言っているのと一緒です。
この右手=悪い 僕=悪くない
という方程式です。でもよくよく考えてみると
この右手=おじさん おじさん=悪い
でこの手を持っているおじさんは悪いという図式になります
これを 騙し無し、言い訳無し の文章にすると
、
「おじさんはおじさんの右手で女の子を触っています」
となるととってもシンプルで誰にでもわかります。
この法則に従って『掃除が嫌い』に主語を入れて書き換えると
「私は『掃除が嫌い』と思っています。」
となります。
そして、また(6)に従って書き直すと
『私は 嫌々 掃除をしています。』
となり、主語は一人となりシンプルでわかりやすい文章となります。
「誰が行動指令を出しているの?」か主語が誰なのか?
わからないときに人は混乱に陥る点もたくさんありますが
反対にそれで育ってきた面もたくさんあります。
諸刃の刃として、主語を入れることを心がけていると
とてもたくさんの気づきに出会います。
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Last updated
February 27, 2008 03:11:31 PM
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