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カテゴリ:政治・外交
今のところ、今回のいわゆる暴動事件は、
テロなのか、暴動なのか、権利としての独立運動なのか、 良く分からない。 チベットのホームページを見ると、 確かに、台湾と同様で、 華人はいるとはいえ、元々独立した政体として、 なんとか維持してきたようにも見える。 しかし、あまり独立性が感じられないのも,事実である。 私は中華人民共和国が割と嫌いだが、 それでも、事実や歴史に沿って、しっかりと事情を把握すべきと考える。 その中で、このチベットは、どうなんだろうか? フィリピンやベトナム、フィンランドやバルト三国のレベルは無さそうだ。 スペインのバスク地方か? カナダのケベック州か? 台湾だと、相手が同じ中国なので、普遍的評価ができないから、 その他に方向を探しても、やはり良く分からない。 ただ、ソ連やロシアの中にある、共和国や自治共和国よりも、 少しだけ独立した感じはあるのかもしれない。 そんな雰囲気は感じられた。 ただ、レベルとしては、独立政体というよりも、 その下の2次的な位置付けだろう。 残念なことだが。 しかし、1つ尊重するならば、 それでも独立を希望し、もしくは広範な自治権を要望していることは事実である。 バスクのように独立を希望している。 だから、その希望通り独立を認めてやっても良いのだろう。 自治共和国でも、独立すると、同じにこけてしまいそうな、 中途半端な国は多数ある。 東チモールも同様だ。 しかし、チベットは、独立してこけてしまったり、 直ぐに怠けて、アメリカの庇護に落ちることはないだろう。 質素な国の、質素な人民だから、 耐えられるのである。 ゆえに、結論は難しいが、 独立を認めることが一番正しいだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.22 17:07:45
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